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'99-5 中欧
94、95年とユーレールパスで大雑把に回わり、飛び地以外のパスが利用できる国には一通り入国したので、
次は東欧レールパスを利用して、それまで行ったことがない旧東ヨーロッパの国を回ることにした。。
東欧レールパスはポーランド・チェコ・スロバキア・オーストリア・ハンガリーの1等車に7日間乗り放題
物価の安い旧東欧諸国が多いので額面US$251と、本家ユーレールパス等と比べ割安。
オーストリアだけ使えるパスとほとんど料金が変わらないという安さだ。
そしてチェコやポーランドの観光ビザが不要となったのも決め手となった。
航空券はに格安航空券とは違って、札幌発でも東京発と同料金のJAL悟空を利用。
行き先は直行便が飛んでいない所でも同料金の都市が多くあったので、
その中から ドレスデンin ウィーンout を選んだ。
更に行きはスイス航空との共同運行便を選びフライトに変化を付けている。
旧東欧地区での宿泊に不安があったので、日本で予約できる大きな都市での宿泊と夜行列車を交互に組み合わせた。
そして主目的であるチェコやポーランドは旅の前半にまとめ、
後半は予定が変えやすいオーストリアで時間調整出来るようにした。
また、当時スロバキアはビザが必要でドナウ川にある港では到着に時ビザが取得可能と言うことだったので
ウィーンからの高速船で入国して出国時に国際列車に乗る予定にして、
万が一情報が違っていて入国出来なくても行程全体に影響しない様にウィーンからの日帰り形式にした。
これだけトラブルに備え、考えた行程だったが、
帰りにウィーンからの飛行機故障で乗り継ぎが出来なくなり、帰国が1日遅れてしまった。
空港での抗議・交渉は大変だったが、
思いがけないロンドンでの時間発生でイギリスの保存鉄道も見られて今となっては良い思い出となった。
行程表
1 | 千歳~JL~関西~JL/SR~チューリッヒ【T1】A(スイス)泊 | |
2 | チューリッヒB~LX~ドレスデン【T2】(ドイツ)-C-Radebbeul-D1-Friedwald-D1-Radebbeul-C-ドレスデン泊 | |
3 | ドレスデン-E-Freital-HainsbergD2-F-ドレスデン-G-プラハ(チェコ)泊 | |
4 | プラハ【U1】【T3】-H車中泊 | プラハ街歩き |
5 | -ワルシャワ【T4】 I (ポーランド)泊 | |
6 | ワルシャワ-J-クラクフ【T5】-K-オフシエンチム-クラクフ-L車中泊 | |
7 | -ポズナン【T6】-M-ウォルスチンN -O-レシノ-P-ヴロツワフ【T7】-カトヴィッツェ-Q車中泊 | |
8 | -プラハ(チェコ)-R-リンツ【T8】(オーストリア)-ザルツブルク泊 | |
9 | ザルツブルク-イエンバッハ-S-Fugen-Hart-T-イエンバッハ-U-インスブルック【T9】-V車中泊 | |
10 | ウィーン〜【S1】〜ブラチスラヴァ【T10】(スロバキア)-W-ウィーン【T10】【U2】(オーストリア)泊 | |
11 | ウィーンX-~BA~ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)泊 | |
12 | ヒースロー空港-Y-ロンドン【U3】-Z-Woking-イ-Alton-ロ-Ropley-ロ-Alton-イ-Woking=ヒースロー空港~JL機中泊 | |
13 | ~成田~JL~千歳 |
写真をクリックすると車内が見られます。
A.スイス客車列車(空港−中央駅) | B.チューリッヒ客車S-Bahn(中央駅−空港) |
C.2階建て客車S-Bahn | D.ドレスデン近郊 狭軌蒸気列車 D1−ラーデボイル鉄道 D2−ヴァイセリッツタール鉄道 |
W.ブラチスラバ発-ウィーン行き 国際列車 | X.ウィーンS-Bahn(空港アクセス) |
Y.ヒースロー・エクスプレス | Z.ロンドン発−ポーツマス行き電車 |
イ.多扉電車&保存鉄道アクセス | ロ.ミッドハンツ鉄道−ウォータクレス線 |
U2.ウィーン地下鉄 | U3.ロンドン地下鉄 |
C1.プラハ ケーブルカー | C2.ザルツブルク ケーブルカー |
S1.ドナウ川 国際水中翼船 |
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