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トラム ウィーン(オーストリア)

ウィーンは路線延長約190kmを誇る市電王国。
停留所は多いが加速が良くてスピードが出て信号待ちも少なく快適。
切符は他の市内交通と共通で別系統や地下鉄・バスと乗り継いでもゾーン内なら料金が変わらない。

上が1994年、下が1995年に購入した切符。
どちらも1回券17シリング(約150円)24時間券50シリング(約440円)
市内の交通機関共通で乗継も可能。


1999年に使った切符、1回券19シリング(約190円)
写真右は車内で購入したもので22シリング。


2003年に利用した24時間券5EUR(約670円)
このとき逆行不可2時間有効の1回券は1.5EUR(約200円)だった。


2019年の1回券は2.4EUR(約300円)。


市内交通からOBB線を乗り継いで空港までのチケットは1人4.2EUR(約530円)。


2013年はフリー券が付いてくるホテルに宿泊した。
このときの通常料金は1回券2EUR(約260円)、24時間券6.7EUR(860円)


1966年から生産されたE1形、2車体連接の6軸車で後ろにトレーラー1両を連結している事が多い。2003年撮影


後ろの建物はウィーン国立歌劇場 Wiener Staatsoper前を通るトラム。
リング通りのオペラハウス、王宮、国会議事堂、市庁舎、ウィーン大学など沿線に重要な建物が続いているこの区間は、両側の歩道沿いに軌道が敷かれ、その間が車道というサイドリザベーション方式になっている。
2003年撮影


環状になっているリングを地図で見て時計回りに行くのが1番系統、反時計回りが2番系統。
右側通行なので2番系統が外回りとなる。1999年撮影


14年後同じ場所で撮影した同タイプの車両。
前面の右上に昇降式バックミラーが付いた。2013年撮影


短い車体に両開きの扉が2カ所付いている。1995年撮影


ウィーン市庁舎Rathausを背景に、台車は周囲を箱型にカバーされている。1995年撮影


ブルク劇場Burgtheaterの前を通るトラム、後ろのトレーラは車体が長い。1993年撮影


それから10年後も同じ場所で。2003年撮影


夜はライトアップされる。2003年撮影


当時はメインターミナルだったウィーン西駅前。1994年撮影


プラーター遊園地の大観覧車より。1995年撮影


奇抜なフンダートヴァッサーハウス前を通るN系統。1999年撮影


1+2の配列で1方向を向いた座席。1999年撮影


一部分にだけ荷棚が付いていた。1995年撮影


後ろの車両は進行方向右側が2人掛けになっていた。2003年撮影


広々とした運転台。1999年撮影


後ろのトレーラ車内、座席は同じく1+2配列で、当然ながら運転席は無い。2003年撮影


比運転台の窓が縦に拡がったE2形、番号は若いが比較的新しい。2013年撮影


サイドビュー、窓が大きく、数は少なくなっている。2013年撮影


進行方向右側には全く扉が無い。2019年撮影


運転席の窓だけ傾斜していて、その上がヒサシの役割をしている。1999年撮影


行き先表示器はLEDに変わっていた。2013年撮影



宿泊したホテルのベランダから俯瞰。2019年撮影


扉が開くと下のステップが張り出す。2019年撮影


計4段のステップで両開きの中央に手摺が付いている。2019年撮影


連接部にロゴと番号が書かれていた。2019年撮影


トレーラの後面、先頭とは全然違う形であるが、行先表示もあって前面の様にも見える。2019年撮影


折り返しの路線があるターミナルは方向を変えるループを兼ねた構造になっているところも多い。2003年撮影


地下鉄U6のガード下を抜ける。2013年撮影


U6号線Nußdorfer Straße駅の北側にある市電の車庫。2019年撮影


レンガ造りの車庫の中に旧型の電車が並んでいた。2019年撮影


先頭の乗降扉の突き当りは運転席で、その後ろに横向き座席がある。2019年撮影


その間に自動券売機があった。大人か子供かのボタンしかない。2019年撮影


前車体後ろ側の扉突き当りも横向き座席。2019年撮影


扉の間には扉を開ける降車ボタン、突き当りにはチケットの刻印機がある。2019年撮影


一方向にしか進まないが座席は向かい合わせ配置が主体。2019年撮影


前後車体とも左側が2人掛け、右側が1人掛けで麦側の連接部前後部分にだけ荷棚がある。2019年撮影


この車両は連接部の上部が角張っていた。1999年撮影


1995年に登場した低床車、カラーも変更されている。1999年撮影


シーメンスのULF(Ultra Low Floor)というシリーズで3連のAタイプ。1999年撮影


ウィーン西駅前、ULFは後姿。2013年撮影


5両連接のBタイプ、パンタグラフは先頭に1箇所。2013年撮影


第1世代と第2世代型ではヘッドライトの配置や行き先表示器が違う。2013年撮影


奥に見えるバーデン線の新型車とは種類が異なる。2013年撮影


車両の最高速度は70km/h。2013年撮影


中間車がラッピングされた編成。2013年撮影


中間車体の窓上部分だけが広告の車両。2019年撮影


連接部分だけに広告が入った車両もある。2019年撮影


時間がある時はベランダを気にしていたが、両方揃うタイミングは少なく後ろ姿だけ撮影できた。2019年撮影


後ろには運転台が無くバスの様な感じで最後尾3席になっている。2013年撮影


座席は進行方向左側が2人掛け。2013年撮影


車内は車輪部によりA型は5つB型では7つの空間に分けられているが、先頭と最後尾は節になっていない。2013年撮影


それでも上の方まで狭くなっていて連接部の様な感じになっていている。2013年撮影


連接部は出来るだけ幅が広くとられ、幌部分にはカバーが掛けられている。2013年撮影


前方を真っ直ぐ見ると鍵穴がつながる感じ。2013年撮影


短い車体であるが、全ての区画に乗降扉がある。2013年撮影


乗降扉脇の張り出しに非常用コック類がまとめられている。2013年撮影


初期型は車内照明が左右2列で椅子や手摺が黒い。2013年撮影


車内に自動券売機もあるが、1回券のみの販売で他で買うよりも若干高くコインしか使えない。2013年撮影


先頭の車輪スペース、この先は別の車両に見えるが、
同じ車両のオーバーハングで、この部分では折れ曲がらない。2013年撮影


運転室との仕切りに大きな窓があるが、運転台が高い位置にあるので前方はあまり見えない。2013年撮影


先頭部にも幅の広い乗降扉があるので、運転室スペースを切り欠く様に仕切り扉が斜めに配置されている。2013年撮影


18番系統の終点シュトラハトハウスガッセ駅近くにある市電博物館。
元市電車庫の館内には馬車鉄道、スチームトラムからナチスの宣伝車まで
数十両もの電車が展示され、その多くは動ける状態になっている。
そして動態保存の電車はオールドタイマー・トラムウェイという市内観光電車としても使われる。
5月から10月までの土・日・祝日開館。1999年撮影


青いトラム WLBバーデン線へ

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