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'96-5 アメリカ経由イギリス
Bluebell Railway
ブルーベル鉄道
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数多い保存蒸気鉄道の中でも知名度No.1のブルーベル鉄道は
運転日が多いので行きやすい。
5月平日の訪問であったが4往復の運転があった。
SHEFFIELD PARK、KINGSCOTEどちらとも直接公共の鉄道とは連絡されて無く、
私はロンドンからブライトンへ向かう幹線の途中駅HAYWARDS
HEATHから
機関区のあるSHEFFIELD PARKまで タクシーを使って行った。
ホームには2両の機関車が停まっていた。
すぐに出発する列車があったが、もう1両も動きそうな感じだったのと
他に保管されている車両も見たかったので最初の列車には乗らない。
SHEFFIELD PARK発車を後追いで撮影。
最後尾は妻扉が締め切られいかにも英国らしい。
客車は車体断面が広くとられている。
営業列車が発車した後、構内ではタンク型機関車が貨車の様な車両1両を
前側に連結して駅構内を往復していた。
South Eastern & Chatham Railwayで使われた
クラスH No.263 軸配置B2の1905年製の機関車。
この駅の傍らにはストックしている機関車を置くための屋根が架った場所があり、
博物館感覚で蒸気機関車を見られた。
機関車トーマスの様に煙室扉に顔が描かれていた
クラスA1X、No.55 軸配置Cのタンク機 1875年製。
Uクラス No.1618 軸配置1Cで1928年製
クラスS−15 No.847 軸配置2Cの1936年製
屋根の下にはたくさん機関車があったが、狭くて暗く写真を撮ったのは
存在感が強かったこの1台だけ。
1Eという軸配置のクラス9F No.92240 1958年製の機関車。
クラスP No.323 1910年製のC型タンク機
クラスQ No.541 軸配置C 1939年製
流線型の中身であろうか?、C1と書かれたレストア中のC型機。
隣にも別の台枠が置かれていた。
クラス5MT No.73082”Camelot” 軸配置2C 1955年製
庫外に出ていて一番美しかった機関車。
置かれている機関車を一通り見終わった頃、
テンダーを前にKingscoteを往復して来た列車が到着。
到着後すぐに機まわしされる。
2番ホームのKingscote寄りにある給水塔で水を補給。
今日の牽引機はNo.592 クラスCという型式のクラシックなC型テンダ機、
1902年に造られ、South Eastern & Chatham
Railwayという会社で活躍したらしい。
ゆったりとした客車、オープン車両だが、車内は幾つかに仕切られている。
車窓には英国らしい景色が流れて行く。
Kingscote駅での機まわし、
列車はここからバック運転で再びSHEFFIELD PARKへと向かう。
オープンなキャブ。
KINGSCOTEとBRのEast Grinsteadの間は旧式のダブルデッカーを
使用した専用連絡バスが運行されていてSL列車に接続していた。
このバスの2階車内。シートが2+2列で並んでいる。
同じく2階、前から後方を見る。階段は最後部1カ所だった。
1階の写真を撮っていないのが残念。
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