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３段ベット向かい合わせの６人室で
毛布、枕、シーツはあるがカーテンは無い。
（浴衣、スリッパは寝台車はもちろんホテルでも滅多に無い。）
普通は付いている転落防止用ベルトが無かったので
上段だった私は少々恐かった。
料金はおおよそ２，０００円
車輌毎に車掌が乗っていて検札時パスポートを預ける。
車掌室には飲み物等も用意してあり販売している。
朝、コーヒーを買うと空きの部屋に案内してくれて座って飲めた。
そこにちょうどウィーン在住の日本人がいて聞いた話だが
夜中コンパートメント内に進入し荷物を物色している者がいて、
声を出すとぶつぶつ誤魔化し去っていったそうだ。
荷物置き場は、日本の客車Ｂ寝台と同じ様な構造の廊下の上にあたる上段奥と
床が汚れている事が多い下段ベッドの下。
はじめてだったこの時もそうだったが、
私は簡易寝台に乗るときは荷物を見張りやすい
上段にして荷物にはワイヤーロックを掛けている。
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