鉄道世界旅行ホームページ

2019-4 旧ユーゴスラビアの国々


セルビア長距離普通電車

プリイェポイエPrijepolje発 - ベオグラード行
2152/2132T列車
Podgorica10:00発-Užice14:40発-Beograd18:16(遅れ18:31)着


Mokra Goraからの帰りウジツェ駅の裏を通った時には既に列車は到着していた。
これから街中のホテルに行って預けた荷物を受け取ってから駅へ行って貰い、ギリギリであったが予定していたより1本早いこの14:40発のベオグラード行きの列車に乗る事が出来た。


Užice駅に窓口はあったが、時間がギリギリだったので乗車してから車内で購入。
切符は手書きの車内補充券だった。
196kmの距離2名で1,220CED(約1,220円)。


413形EMUはスイスStadler社製のFLIRTシリーズ。


4車体連接で1車体片側あたり1ヶ所づつの乗降扉がある。


片側の先頭車の扉より運転台寄りが1等席で窓上に黄色い帯が入っている。


モンテネグロからのインターシティとの並び。


車体は先頭車で17.5mと短め。


車内はクロスシート方向固定で1方向向きの席が多い。


連接部近くは向かい合わせ席になり通路にスロープが付く。


連接部に面したボックスは座席も高い位置にあり荷棚も高い。


シート背面は樹脂製でテーブルやマガジンラックは無く通路側に大きな手摺が付いている。


乗降扉の前後にはガラス製の風除けが付いている。
ローカル普通列車であるがベオグラードまで行く乗客が多く、座席はずっと埋まっていた。


通路上にLED表示器があり気温や速度が表示されていた。


化粧室は乗降扉の脇にある。


その近くの扉の窓には、自転車や車椅子のピクトグラムが描かれている。


化粧室は車椅子対応型。


円弧状のスライド扉。

オムツ交換台も装備されている。


手洗台は張り出した鏡の下に石鹸や手拭き紙まで内蔵されて、下に扉のロックボタンがあった。


車窓より、線路近くで日向ぼっこしている長閑な光景。


柵の中の羊。



写真の無断転載を禁止します。