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2013-4 中欧とウクライナ
LEO Express
オストラヴァ発-プラハ行 LE1364列車
Olomouc hl.n. 17:31発−18:45Pardubice着
インターネット予約しプリンタで印刷したチケット
座席番号とともに座席マップも描かれている。
オロモウツからパルドゥビツェまで距離146kmの料金は
PREMIUMクラス 2人で合計796Kc(約4000円)。
エコノミ(258kc)と比較し3倍、ビジネス(446kc)に比べ1.8倍にあたる。
LEO Expressは自社の線路を持たずチェコ鉄道CDの線路を走り、列車の運行のみを行っている。
この列車が走る区間はCDを含め3社で競合していて、
もう一つの格安鉄道Regiojetが中古車両を使いコストを切り詰めているのに対し、
黒色に金の高級感ある塗装の新車を導入している。
車両はStadler社Flirtの5連節EMUタイプで、
スイス製をアピールする様に運転室窓下に国旗が描かれている。
Flirtはローカル・近郊用のシリーズで、
乗降扉は車体の中程にあり、前面窓の上には行先表示器がある。
大部分が低床だが両端の台車上の部分だけ床が高く、
窓の下辺の高さが違う。
大部分が低床で、両端の台車上の部分だけ床が高いのが標準だが、
プレミアムクラスとなる1等側は客室全体の床を高くしているので
2つの窓が細くなっている。
先頭車両の片側 B車が1等車で、
デッキより運転席側が最上級のプレミアクラスの客室。
2+1配列でを挟んだ反対側の座席は前後方向にオフセットした配置になっており、
2席側の前方と1席側の後方にハ荷物スペースがある。
革張りの大きな座席で、2席側もそれぞれ独立したシートになっている。
レッグレストを上げ、背もたれを最大まで倒した状態。
ヨーロッパの列車ではトップクラスだと思う。
真横から見たところ。
フルフラットまでは行かないが充分だ。
床が高い事もあり窓上に荷棚は無いが、
前方の荷物スペースにはハンガーもある。
座席は電動で、肘掛けにスイッチパネルがある。
背もたれ枕部の横に付いている読書灯。
肘掛けに格納されている折畳みテーブル。
肘掛下の前面のPC用電源コンセントがある。
座席にあった飲食品類のメニュー。
食べ物1品とデザートを選び無料でいただけた。
遅めの昼食の後だったので、持ち易そうなサンドイッチにした。
飲物はお代わりも出来た。
広告の図柄も洒落ていて、
さりげなくスイス製をアピールしている。
プレートのマットに描かれていたLEO Express形チョコレートを
期待してメニューにあったLEOを購入したが、普通だった。
前方上には案内表示用のカラーモニターがある。
列車の営業最高速度は160km/h
到着駅の説明する画面もあった。
車両中程にあるデッキ。
扉幅は広いが、保管場所が無いのだろうか車内サービス用のカートが留められていた。
プレミアムクラスは「1+」という表示で全6席しかない。
デッキを挟み反対側は1等ビジネスクラス、全19席。
カラーモニターの他にLED表示板が付いているのが見える。
独立した座席の2+1配列で背面テーブルとフットレストがあり
ゆったりとしている。
化粧室は連接部の側にありその向こうが
2+2配列の2等普通席になっていた。
化粧室は客室のグレードから思うと狭さを感じる。
プラハ本駅のLEO発着ホームはドーム屋根の外。
LCC航空会社の様にターミナルで差が付けられている。
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