記名式の切符、額面標示は0となっている。
このチケットの透かしのような
新幹線0系を大胆にペーパークラフト化したみたいな形状の電車を期待していたが・・・。
朝のホームに停まっていたのは電気機関車牽引の客車列車。
ただ客車は今までのロシアとは違いリブどころか扉にも凹凸が無かった。
そして全車1等車というのも変わっていない。
内容は判らないが誇らしげに文字が書かれている。
廊下には列車時刻表やモスクワ・ペテルブルクの交通案内がある。
座席車なので通路に補助椅子は無い。
デッキ部分も西欧的。
客車はコンパートメントタイプで、通路との仕切りはすべてガラス。
3列向かい合わせの6人コンパートメント。
頭上の棚に両側にTVモニターが、1室に付き2個設置されている。
テレビのある棚の隣には雑誌や新聞が人数分用意。。
各席には読書等もある。
テレビの上にもう一段棚があり荷物スペースになっている。
上げるのは大変そうだが通路の上スペースも荷物を置ける。
出発後配られた朝食ボックス。パッケージのシールには新幹線0系が・・・。
中はパン2個とチョコレート、オレンジジュース。
だけかと思ったら暖かい鮭ご飯が別に出てきた。これがなかなか美味。
窓際に置かれていた炭酸水も1人1本サービス、同室はビジネスマン2人。
客車は通路の扉も全面ガラス。
トイレはバキューム式で中に洗面台もある。
貫通扉も半自動、連結部は広い。
車椅子対応の客室やトイレがある客車も連結され、通路が広い。
何両か越えた食堂車の扉は木目調。
とても良い雰囲気の食堂車。
でも、ホテルの朝食ボックスと車内食を食べているので、利用はできなかった。
全車1等車で朝食が配られている割には客がいた。