KLIA EKSPRES
クアラルンプール セントラル駅と
クアラルンプール国際空港(KLIA)を
ノンストップで結ぶKLIA EKSPRES。
KLセントラルを出てKLIA Transitの1駅目Bandar Tasik Selatan辺りまでは
KTMとほぼ並走しKTMコミュータの駅があり、更にSTAR LRTとも接続していて、
駅付近は3つの交通機関の軌道が平行している。
8:33に出発したKLIAトランジットの列車は同じKLセントラル駅を3分前に出た
KTMのシンガポール行き
EKSPRES SINARAN PAGIを追い抜き
8:40に
Bandar Tasik Selatan駅到着。
KTMのメータゲージ1000mmに対し、
KILA エクスプレス/トランジットの期間は標準軌の1435mm、
STAR LRTも1435mmとなっている。
両開き扉が1両につき片側2箇所ある連接車4両編成。
クアラルンプール セントラル駅は3線、KLLA Ekspresの乗車ホームだけがホームドアで、
降車ホームとKLIA Transitのホームが
島式となっている。
ノンストップなので下車時のチェックは行わずクアラルンプール セントラルで購入した
35リンギット(約1100円)のチケットは入場の改札機に吸い込まれ写真を撮れなかった。
連結部分、編成中央は飛行機の尾翼の様に絵が入っている。
KL Sentral駅には航空会社の
チェックインカウンタがあり、
KLIA エクスプレスとKLIA トランジットは別の改札口となっている。
空港駅のホームドア
。
乗降扉により1両の客室スペースが3つに分けられる。
乗降扉は両開き、運転室は完全に分けられていて、先頭車の客室端には扉が無い。
座席は2+2列の方向固定、座席背面には冊子や小物用の網と
折りたたみ式ドリンクホルダーが用意されている。
座席は肘掛付きで壁際には半円形の小テーブルとゴミ箱がある。
出入り口のガラス仕切りも液晶モニターもKLIAトランジットより大きめ
。
開放感のある連結部、片側1ボックス分荷物置き場になっている。
先頭車には折りたたみ椅子の部分がある。
空港側の先頭車にあるトイレ
、車体の半分以上の幅を占めている。
洗面台付きで大きな明かりとり窓がある。
航空機の様にまとめられているが車椅子対応で広々している。
KLIA TRANSIT
チケットは磁気テープ式で
KLセントラルからBandar Tasik Selatanまでの料金が4.2リンギット(約130円)、
全区間の運賃はKLIA エクスプレスと同じ35リンギット
KLIA Expressと同じく連接4両編成で外観はほとんど変わらない。
扉より中央寄りは1+1列
、座席の方向は変則固定で左側と右側でも揃っていない。
扉脇には1席分の座席が無く車椅子スペースとなっている部分もあり、
入り口の仕切りガラスには液晶モニターが付いている。
台車上にあたる車端部は床が高くなっている。
なお座席には肘掛が無くKLIA Ekspresと差が付けられている。