鉄道世界旅行 Domestic

CASSIOPEIA

 上野発−札幌行き 8009列車

(カシオペアツイン)

上野18:00(定刻16:20)発−札幌(11:30)8:54着(2006年1月)



1999年から運転が始まった寝台特急 カシオペア号。


運転開始前に小樽築港駅で車両が一般公開された。1999年6月撮影

函館-札幌間はDD51が重連で牽引する。
隔日運転で土曜日には窓から眺められても乗る機会がない列車であった。
2008年5月撮影


青函区間はED79が牽引、
深夜早朝の担当であるが、ヘッドマークはしっかりと取り付けられる。
定期北斗星が廃止になるまでは函館に5時頃着という時刻で
撮影し難い姿であった。2010年7月撮影


上野から青森までは2010年に新製されたEF510が牽引、
銀色のカシオペア塗装機がある。2015年6月撮影


青い北斗星塗装のEF510が牽引する事もある。2015年7月撮影


2010年までは上野から青森までをカシオペア塗装のEF81が牽引していた。2008年12月撮影


1号車はカシオペアスイートが4室あるスロネフE26-1。
車端の展望室タイプのスイートは展望を独占できる特等室で、
青函区間以外の下り(札幌行)が最後尾となる。2015年6月撮影


反対側の12号車はラウンジカーのカハフE26-1。
ハイデッキの下に発電用のディーゼルエンジンが搭載されていて、
こちら側は乗客みんなが利用できる共有スペースとなっている。2015年6月撮影


カシオペア編成は1編成しかなく、整備検査で運転されない時期があるが、
発電機の点検に時間が掛かるのであろうかラウンジカーだけは
代車の電源車カヤ27-501が用意されている。
在来ブルートレインのカニ24を改造した車両で
こちらが連結されている時はラウンジ無しとなってしまう。2007年9月撮影


元旦超割1万円で九州へ飛んだ帰り、
周遊きっぷで割引となった乗車券と組み合わせて
カシオペアに乗ろうと計画、幸運にも1ヶ月前に予約が取れた。


発売開始時は高値転売を目的とした業者などに押さえられすぐに満室となるが、
ダフ屋な業者が売れ残った券を払い戻す
1週間から3日前に空席が出る傾向がある。
北海道内ではTVニュースで当日の列車空席情報があるが
上りカシオペアが満席表示される日は少ない。


上野駅13番線横にある専用ラウンジ。


予定では既に入線している時間だがホームには到着した北斗星が停まっていた。
牽引はヒサシ付の北斗星色113号機


次に入ってきたのも北斗星、この2本が2号と82号、82号と4号
どちらだったか忘れてしまった。
今度はレインボー色の95号機牽引


前日、胆振地方を襲った大雪で上り列車が大幅に遅れた影響で
上野駅を出発する下り列車にも遅れるとの事。
カシオペアや北斗星に乗車する乗客は
この後、地下の新幹線ホーム近くにある一室に連れられ待機。


編成が尾久を出たという連絡を受け、
カシオペアの乗客はホームに移動し17:50、
展望室スイートを先頭に13番ホームに入線。


先頭はカシオペア塗装のEF81 92号機


カシオペアツインの部屋番号20番台は2階室。


天井がドームの半断面状になり、窓ガラスも上方が曲がっている。
視線が高く眺めよいけれど、大部分が曲面のガラスなので
車窓の写真を撮る時は難がある。


コンパートメントはトイレ・洗面所を囲むようにL字状となっており、
ベットもL字に並び、枕木方向のベットの足元上のスペースが荷物置き場になっている。


通路側には斜め方向の出入り口と、トイレ・洗面室の扉があり、
間の壁に鏡やモニター、各種スイッチパネルがはまっている。


洗面台はトイレの上にあり折り畳み式。


洗面台の鏡を開くとコップと歯ブラシ、石鹸が入っていた。
鏡の横にはカミソリ用と書かれた電源コンセントがある。


テレビモニターの下にはスイッチ類がまとめられ、
空調や照明、車内放送のボリュームの他、
車内販売が来ているのを知らせるランプがある。
ちょうどBSでイギリス保存鉄道の番組があった。


ナビゲーションのチャンネルもあり現在地を知ることができる。
ただ、カーナビを流用しているのか時々線路を外れる時もある。


検札後にウエルカムドリンクとキャラメル、
そして翌朝のコーヒーチケットを持ってきてくれた。


ベットのセットはセルフサービスで
その方法や各種スイッチ類の説明が書かれたしおりが
BS番組表と一緒にテーブルに置かれていた。


座席の下は下駄箱になっていて
中にスリッパと靴磨きが入っていた。


テーブルを畳んでからシートの座面を引き出して・・・


背もたれを倒すと窓側の壁沿いがフラットになる。


シーツを敷いてベットメーク完了、
カシオペアツインではこのようにL字形に並んで寝る事になる。


2階室前の踊り場、階段は隣室と共用で短いけれど螺旋状。


階段のレイアウトはドイツのCNLシティナイトライン、
エコノミー寝台
と同じ方式だが、
角張っていて比べるてみると古臭く見える。


1階は逆に通路から見下ろすかたちになる。


1階室、室内の基本的なレイアウトは同じだが
車体のくびれにあわせ窓側の壁が若干斜めで窓位置が高い。
地面に近いので車窓にスピード感があるが
柵などで視界が遮られやすい。


デッキが無い側のツイン車端室は通路がオフセットする部分に入り口がある。
尚、どのタイプも暗証番号入力により外側から鍵を掛ける事が出来る。


デッキの無い側、部屋番号2の車端室は1・2階のツインと同じレイアウトで
窓は平面で大きく天井が高い。


デッキ側の車端室は枕木方向のベットの上に
折り畳みベットがあり、3人利用が可能。
通路側に向かって上段へ昇る為の階段状のステップがある。


1番多く連結されているツイン車両の通路はデッキと同じ高さ、
通路は狭めだが所々にある階段部で退避できるので問題ない。


デッキ、客室側通路への扉が片方に寄っていて乗降扉のすぐ横にある。
乗降扉の戸窓が楕円形をしているのもカシオペア独特。


5、9号室車端にあるミニロビー、向かい合わせで
計4・5人座れるソファーと自動販売機がある。


3号車の通路は一度階段を下りて1階部分にある。


レストランへは低くなった通路から扇形をした階段を昇る。


食堂車、中央部は3列で4人掛けと2人掛けのテーブルが並ぶ。


車端部となる奥の方は2人テーブルが並ぶ。


奥の方は片側が壁で窓に面していない。
一番奥は更に幅が狭くなり窓側1テーブルのみ。


ディナータイムは完全予約制で予約券は個室同様プラチナチケットとなっているが、
その後23:00まではパブタイムとなって予約不要で利用できる。
この日は始発で1時間以上遅れたので、22:20分頃案内放送があった。


ビールとソーセージ盛り合わせをオーダー。
パブタイムとは言うがビーフシチューなどの料理も楽しめる。


レジはレストランの入り口、通路から階段を上がったところにあり、
ここでグッツ類やシャワーカードが販売されている。


共用のシャワーを利用するには310円の利用券が必要
磁気カード式で手書きで
シャワーの場所(車両)と利用時間帯が指定されている。


同じく食堂車で販売されているシャワーキット(420円)。
中身は無地のタオルとシャンプー、リンス、ボディーソープ。


共用シャワーは6・10号車の車端に各1箇所、
尚、カシオペアスイートやデラックスには個室内にシャワーが備えられている。


中に入るとまず脱衣室、
鏡やドライヤーの他、シャワーカードの読み取り機がある。


シャワールーム、お湯が出るのは計6分間で
液晶表示で残時間がカウントダウンされる。
尚、お湯時間が残っていてもシャワー入り口の鍵を開けた時点で
終了となってしまうので注意が必要。


12号車にある売店、狭いスペースだが品揃い豊富。


ワゴンに載せられたグッツのサンプル、
手に取って品定めできる。


営業時間外の売店はシャッターが下ろされている。。


2・10号車にある公衆電話とテレホンカードの自販機。


12号車ラウンジ入り口にはドリンク自販機が2台。


ゆったりとしたラウンジはカシオペアの大きな魅力。


片側は窓を背にした長手ソファー、反対側は窓際にテーブルがある回転椅子で
席はみんな同じ側を向いている。
噴火湾を眺めるのに良い方向だ。


ラウンジ先頭から見た牽引機、反対側にもCASSIOPEIAのヘッドマークが付けられている。


下り列車ではED79が牽引する青函区間がラウンジカー最後尾で
竜飛・吉岡海底駅やカラーランプが並ぶ最深部など
青函トンネル内の変化を楽しむ事ができる。


正月だが遅れていたのでトンネルを抜けたところで空が明るくなり始めた。


深夜帯となるED79牽引のカシオペアを見る機会は滅多に無いので
函館でホームに降りてみると、なんと臨時寝台特急エルムのヘッドマークだった。


翌年、函館に宿泊した際9時過ぎに上り列車を見に行ったが、
ホーム長がギリギリで前から見る事ができなかった。2007年4月撮影


ウエルカムドリンクの時、一緒に渡されたモーニングドリンク券
引き換え場所は食堂車(朝食時)とラウンジカー、車内販売。


食堂車はパブタイムで行ったので、
朝食はラウンジカーでサンドウィッチ。


人気の高いラウンジカーだが、朝でも1人だけになった時もあった。
このラウンジの下にはディーゼルエンジンがあり、
照明や冷暖房など列車内で使われる電気を発電している。


速度の速い札幌行きスーパー北斗を退避。
急ぐ人はここでスーパー北斗に乗り換えて良いという案内があった。


個室の扉には朝刊が袋に入れ、掛けられていた。


札幌駅のホームは短いので、自宅最寄の琴似に先回りして
札幌運転所へ向かう回送列車を撮影。


琴似の先で日本ハムカラーとなったスキー列車、ニセコエクスプレスとすれ違い。


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2015年9月撮影


2015年8月撮影


2015年10月撮影


2014年12月撮影


大雪で運転打ち切りとなり八戸で停車していた。2011年1月1日撮影


2016年3月撮影


2015年12月撮影


青森駅にて、青函トンネルをED79牽引で抜けてきた上りカシペア。
これから牽引するEF510が隣で待機している。2014年12月撮影


2015年10月撮影


2015年12月撮影


2016年3月撮影


2015年10月撮影


2014年12月撮影


2015年10月撮影


2015年12月撮影


2015年12月撮影


2015年12月撮影


2016年1月撮影


2010年7月撮影


2010年7月撮影


2016年1月撮影


2011年12月撮影


2016年1月撮影


2016年1月撮影


2015年9月撮影


2015年9月撮影


2016年3月撮影


秘境駅小幌、トンネル間の距離は車両4両分。2015年7月撮影


2016年2月撮影


2016年3月撮影


2011年2月撮影


2010年8月撮影


2015年11月撮影


2016年2月撮影


2011年6月撮影


夏至あたりに夕陽が反射するこの場所は
運転時刻がダイヤ改正ごとに遅くなってしまった。
噴火湾の向うに駒ヶ岳が望める。2011年6月撮影


2015年6月撮影


2015年6月撮影

2015年6月撮影


団体貸切のカシオペアクルーズ、
この区間を午後に下りで通過した。2015年7月撮影


2009年6月撮影


2012年6月撮影


実家の近く北舟岡駅から。
この駅は一度待避線が廃止され単線だけになったが、後に復活して跨線橋まで作られた。
青函トンネル開業が具体化するまでは
この様な列車が家の近くを通るなんて夢にも思わなかった。2007年6月撮影


2014年3月撮影


2011年7月撮影


2015年5月撮影


遠く山上の建物は2008年サミット会場となるザ・ウィンザーホテル。2007年6月撮影


2010年2月撮影


陣屋に回送される北斗星用客車とのすれ違い。2015年5月撮影


2015年1月撮影


朝方に登別を出発したカシオペアクルーズ。2014年10月撮影


2012年10月撮影


2012年4月撮影


2010年6月撮影


2011年2月撮影


2012年2月撮影


2015年3月撮影


2015年3月撮影


2015年6月撮影


2015年6月撮影


2015年7月撮影


2009年8月撮影


2015年8月撮影


2014年7月撮影


2014年7月撮影


藻岩山より。2015年9月撮影


JRタワーより。2016年1月撮影


凸凸シルエット。2016年1月撮影


2015年9月撮影


2003年12月撮影


2016年1月撮影


2016年1月撮影


1999年12月撮影


2014年3月撮影


2015年10月撮影


2015年6月撮影


2014年12月撮影


2014年5月撮影


2014年6月撮影


2015年6月撮影


2015年7月撮影


2015年2月撮影


2015年2月撮影


2015年12月撮影


2015年7月撮影


カシオペアクルーズと貨物列車がすれ違った時。
新幹線函館開業後もこの様な姿になっても運転が続けば・・・と思っていたら。
2015年7月撮影


翌年、それが実現した。
2016-17カシオペア紀行・カシオペアクルーズ撮影へ


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