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'01-5 東欧

ブカレスト発−ウイーン行き
346列車”DACIA EXPRESS”

Sighisoara20:39発-Budapest keleti5:32着


バルカンフレキシーパスはハンガリーでは使えないのでハンガリー国内分の
乗車券とクシェット(簡易寝台)の予約券を買おうとしたが、
英語のメモでは意図を理解して貰えず、普通にシギショアラからにして、
更にクシェットは取れないようで、2等の予約付きで買ったつもりだった。
乗車の時、クシェットを希望して車掌のところに行くと、シギショアラで売られた70,000Lei(約300円)の切符は
座席予約のみだと言われ、手持ちが通貨が足りず1000,000Lei(約4300円)とUS$30を車掌に払った。
今思うと、250km程度の乗車券とクシエット料金にしては高すぎる。


紀元前のルーマニア地域の名前DACIAから
ダキア エクスプレスという愛称が付けられている
優等列車。
乗車したシギショアラ到着時の牽引機はルーマニアCFRの41型電気機関車、
軸配置CC,最高速度160km/h。


ブダペスト到着時の牽引機はハンガリーMVのV63型電気機関車、
こちらも軸配置CCで最高速度は120km/h。
ほぼ定刻で到着した。


2等客車はプラグドアの新しそうな客車だった。
ブダペストkeleti駅は頭端式の駅なので、
この後は反対側に別の機関車が連結され、進行方向を変えてウイーンへ向かう


乗車したCFRのクシェット客車。


2等クシェット三段ベッド向かい合わせの6人部屋、
乗車した時は、座席の背もたれが倒され
下段がセットされていたが、中段は折畳まれていた。


上段は荷棚がベットになる様な感じだが、
荷棚は壊れかけていた。


コンパートメント内は乗車時は自分1人だったが、
次の駅から5人来て満室。
ドルトムントの楽団だという人達で、
他の部屋の仲間も行ったり来たりで騒々しかった。
国境越えで夜中2:20頃から出入国の係員がパスポートを
見せろとやってきてゆっくり眠れない。


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