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2011-4 イタリア
ETR485
EuroStar Italia Alta Velocita
Frecciargento


ローマ発-レッチェ駅行き


ES9355列車
Caserta 15:56発-Bari 18:51着



この区間は運転本数が少なく選択の余地が無いので2ヶ月以上前にWeb購入、
主要駅にある自動券売機で、メールに書かれていたBooking code (PNR) と
名字を入力して画面を進めるとチケットが発券される。
鉄道博物館のあるピエトラルサからバーリまで、若干の制限が付く割引運賃の
2名分で81.6EUR(約9900円)、一括で購入したが
カゼルタまでの近郊列車分5.6EURと高速列車76EURのチケットに分けられていた。


9両編成の振り子電車、外観形状はETR460からのもので、
国内2電源対応のETR480を新しい高速新線に対応する為改造されETR485となった


1編成にパンタグラフは4両に1基づつ付いていたが、
下車したバーリで上がっていたのは最後尾になっていた
2等側先頭車の1箇所だけだった。


屋根が低くとても長く見える中間車、外から見ると窓は小さめ。


2等車は2+2配列、座席の方向は変えられない。


座面がスライドして背もたれが若干倒れる座席で、
肘掛は隣り合う間のだけ跳ね上げられる。


大半が向かい合わせ配置で、座席間に大型テーブルが用意されている。


テーブル中央にある支柱のステーにPC電源用コンセントがあり、
窓側の付け根がゴミ箱になっている。


客室の両端辺りに多い片方向向きの座席は前席の背面に
スライド格納式のテーブルが用意されている。


荷棚の付け根にある読書灯、スイッチはランプのすぐ横にある。
座席番号や背中合わせ部に荷物が置くことが出来る事を
図入りのシールで表されている。


車窓から水道橋らしい建築物が遠くに見えた。


デッキと貫通路、先頭車以外は1両に乗降扉が片側2箇所ある。


トイレは洗面台一体で、前後方向に長くなっている。


4号車食堂車の2等車寄りにあるビュッフェカウンタ。
サンドイッチ類の軽食も販売されている。


カウンターに続いて壁沿いにテーブルがあるが、窓側にテーブルは無い。


カウンターの内側にはエスプレッソマシーンとillyの袋があった。


コーヒーの紙コップにFRECCIARGENTO(銀の矢)と車両の愛称が入っていた。


先頭車両の仕切り扉の窓から先を見ると、運転室との間にもう1つ仕切り扉があった。





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