シドニーの近郊電車。
メルボルン同様、市街にシティループと呼ばれるループ線があり、
郊外から来た列車は市内を一回りして再び別の郊外の街へ向かう
という様な路線がある。
コルゲート付きステンレス車はシドニー近郊電車2世代目、
R編成は非冷房で登場しているので1/2階間に丸い換気扇がある。
乗務員用扉の丸窓が印象に残る。1998年撮影
同じく1980年以前に生産された非冷房で造られたS編成。
前面は切り妻と両サイドが折れ曲がっているタイプがある。1998年撮影
冷房付きで生産されたK編成、標示板上に大き目のヘッドライドが付いた。2007年撮影
間隔が広い連結部、貫通部に幌が無く手すり間を鎖でつないでいるだけ。2007年撮影
壁が平らな低い位置に窓がある2階、天井も圧迫感がある。1998年撮影
1階席は窓が高い位置にある。1998年撮影
日本でよく見られるタイプとは違い背もたれが反転する機構の転換クロスシート。
1階、2階とも2+3列になっている。1998年撮影
Tangaraと呼ばれる直線的デザインのT編成、
3世代目にあたり、1988年から生産された。2007年撮影
4両ユニット×2の8両編成、台車までカバーされていて
ガラスの周辺は黒く塗られまとめられ新しい建築物の様にも見える。1998年撮影
2007年訪問時は前面や乗降扉が黄色い新塗装が多かった。2007年撮影
幅の広い両開き扉の正面、少しオフセットした位置に手すりがある。2007年撮影
台車上の車端部はロングシート。2007年撮影
台車上部分に乗降扉があり、それより車体中央よりへ行くには
階段を上がるか下がることになる。2007年撮影
このデッキ部分にも吊革は無いが、つららの様な形になった
掴み棒が天井から垂れ下がっている。1998年撮影
天井が斜めになった客室の隅にも座席があり着席定員を増やしている。2007年撮影
2階席、3+2列で座席の方向は集団背中合わせ配置。
窓ガラスは途中でカーブを描き折れ曲がっている。1998年撮影
1階席も3+2列で方向は変則固定。1998年撮影
2007年乗車時は光沢のある座席のモケットに変っていて安っぽい雰囲気になった。2007年撮影
デッキから2階へ上がる階段の下も座席となっている。2007年撮影
丸みのある先頭形状のM編成、4世代目で2002年から作られた。2007年撮影
サイドビューはタンガラ編成の方がインパクトがある。2007年撮影
窓が広く中の様子もよく見える。2007年撮影
車端はロングシート配置、全体に曲線を意識したデザインで
扉正面の車体中央にある掴み棒は二又に分かれている。2007年撮影
貫通部も広々としている。2007年撮影
先頭車の運転室後ろは1席づつだけ座席がある。2007年撮影
すそ広がりのカーブを描く階段。2007年撮影
2階客室、端の3列席の背もたれ上部に仕切り壁が無く開放感がある。2007年撮影
背もたれのアームが木の葉の形で肘掛を兼ねている。2007年撮影
窓の高さが拡い1階席、座席は3+2列が基本。2007年撮影
1階のLED表示器は階段下で下向きについている。
背もたれ間の上方がつながれていて座席転換時のハンドルに使えるのが便利そう。
2007年撮影