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地下鉄 モスクワ


モスクワの地下鉄11路線があるが、環状の5号線と短絡線的な11号線以外は
中心部をから郊外へ出る路線や、東西南北と中心部を串刺しする様な路線で、
都心から放射状に延びる形となっているので比較的わかりやすい。
利用者は多く、運転間隔の短さと人の流れのスピードは日本以上、
エスカレータを降りるタイミングでドアが開き掛けている電車
があっても乗れないというくらい扉の開いている時間も短い。

写真上が1回券15ルーブル(約70円)
写真中と下が10回券125ルーブル(約600円)の表裏。
料金は均一で乗換も可能。
切符は磁気テープ式の他、ICカード式のものがある。


前面までリブが入っている4扉車。 2006年撮影


集電は第3軌条方式で屋根はダブルルーフ状になっている。 2006年撮影


車内はロングシート、荷棚は無く天井から掴み棒が下がっている。2006年撮影


丸い電球と座席の妻板がいい雰囲気。2006年撮影


ワルシャワやプラハの地下鉄でも同タイプのものが走っているブラックフェイス車。2006年撮影



照明が蛍光灯となり、座席端の妻板の形が違っている。
貫通扉はあるが、幌が無く車両間の行き来は出来ない。2006年撮影


多くの駅は上下線2つのトンネルの間にもう1本トンネルがあり
3本がアーチ状につながっている構造で、各駅違った装飾が施されている。
綺麗な駅で優雅な雰囲気であるが、利用者が多く駅構内の人の流れはとても早い。
また、幸い何も盗られなかったがジプシー風の集団がいて
電車に乗る時に鞄のチャックを開けられた。2006年撮影


トンネルは深い上、乗換などの無い駅では地上にある駅舎からホームまで
ダイレクトに結ばれていて、エスカレータは総武線などと比べても長い。2006年撮影


エスカレータトンネルが木板で覆われている駅もある。2006年撮影




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