一部地下区間もある市内の環状線シティループを一回りして各方向へ向かう電車。
郊外線の終点は私鉄の乗り入れを含めると17あった。
チケットは磁気テープ付き紙カード式、
トラム・バスと共通に使えゾーン別で2時間、1日、1週間と有効期間が異なるものが売られている。
宿泊したホテルの部屋からMETが見え、テニスセンターを背景に撮影できた。1998年撮影
電車は2種類、どちらもステンレス製3扉車で前頭部の形状が違う。
くの字の曲がった顔をした車両の方が前期型だと思われる。
各部がとても日本的な感じだ。1998年撮影
車内はセミクロスシートでなんと3+2列。標準軌とワイドな断面を生かしている。
座席の背もたれは低く、窓より下方の化粧板は木目調になっていた。1998年撮影
もう一つの顔、全体のレイアウトは同じでも全然雰囲気が違っている1998年撮影
新型車は固定窓になり桟が消え、壁がプラスチック一体成形になり
蛍光灯は枕木方向に並んでいる。
又、クロスシートが増え線路方向の座席はほとんどなくなった。1998年撮影