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トラム ポルト(ポルトガル)


チケットはandanteと書いてあるだけで一見何だかわからない。
両端がミシン目の紙製だがICカードである。
市電乗車時で購入し1.35EUR(約220円)
18番から1番線への乗り換え時も有効なのはわかるが、
時間制である為か折り返しの電車に乗るときも
このまま機械にかざすだけでよかった。


18番路線、30分おきに旧タイプの電車が走るだけだが、
案内表示板は最新型。 2007年撮影



CARMO側は路線が大きなループ状となっていて方向転換される。2007年撮影



18番路線のメインは坂道の直線でケーブルカーの様な感じ、
地元風のおばさんが運転席の両脇に立っていた。2007年撮影



車内は両端2人分づつ線路と平行な座席があり、あとは転換クロスシートが1+2列で並んでいる。
床は滑り止めに深い溝が彫られている。 2007年撮影



転換クロスシートは枠が装飾付き金属製の年代物、
モケットも麦藁帽子風の生地だった。2007年撮影



乗るときにどこまで行くか告げた訳でも無いが18番の終点Massarelosで
「前の電車に乗り換えなさい」と言われ1号線の終点Passeio Alegreまで来てしまった。
この駅は一度奥に引き込んだ上、折り返し運転で進行方向が変わる。 2007年撮影


古い電車だが客室入り口にICカード用の検札機が設置されている。
1号線で乗った216号車は座席の生地が違っていた。 2007年撮影



30分に1本の運転で乗客は多くない。
レトロ車両を使用した路線だが観光客の姿は少ない感じ。2007年撮影


座席と窓のピッチが合っていてしっかりとした造り、
1番路線はずっとドウロ川沿いを走る。2007年撮影


窓枠は上の方が奥行きが厚くなり、日除けのレールは曲線を描いている。 2007年撮影



客室照明は1箇所に付き白熱灯が3個まとまっている。 2007年撮影



ロングシート部分にある金属製のシンプルな吊り手、
その上の紐は降車合図用。 2007年撮影



紐は運転席上のベルにつながれている。 2007年撮影



電車はコンクリート製のアラビータ橋をくぐる。
どちらの路線も女性運転手だった。 2007年撮影



18番路線との合流点Massarelosの手前に市電博物館がある。
閉館日だったので車内から眺めるだけ。2007年撮影



外のデッキに掴まり乗って遊ぶ二人の子供がいて、
運転士が気づいて叱ると一度は降りるが走って追いかけまた乗ろうとする。
2007年撮影


1番路線の始点INFANTE、ここも一度奥に引き込んでから折り返しとなる。
 2007年撮影



サンフランシスコ教会の前がINFANTEの停留所。 2007年撮影



メトロと呼ばれる新路線、中心部ではその名のとおり地下を走る。
最近出来たばかりだが路線網は充実し空港までも延びている。
2007年撮影



台車ユニット付きの短い車両と片側2扉の長い車両が交互に組み合う。2007年撮影



先端の連結器カバーをはね上げ2編成連結、
広告塗装の編成もあった。2007年撮影



メトロはポルト1番のビューポイントであるドンルイス1世橋も走る。
1番線で終点まで往復した事と、対岸のポートワイン工場巡りに時間を掛けてしまい
残念ながら今回メトロに乗ることは出来なかった。2007年撮影




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