鉄道世界旅行-多扉電車

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1996-5 アメリカ経由イギリス

多扉電車

Gatwick Airport10:02発 - Hayword Heath　10:14着

East Grinsted 13:38発　-　London Victoria 14:33着

この旅ではBRITRAIL PASSを利用、4日間有効で29,000円。

ガトウィック空港駅からHayword Heath駅まで乗ったのは、1964年から1972年に掛けて製造された直流750V第3軌条集電のEMU、421/3型。
1両の片側につき外開き手動の乗降扉が3つある車両で4両1ユニットを2つ併結した8両編成で走っていた。

1等車は6人コンパートメントで頭上に鏡と2段式の荷棚がある標準的な客車と同様な構成。
背もたれの高さまでの窓周りまでモケットが張られているのとテーブルが無いのが特徴。

通路側の仕切と扉にも大きな窓が付いていて明るい車内。

復路に乗ったのは1967年から1974年に掛けて製造された直流750V第3軌条集電のEMU423/1型。
こちらは向かい合わせの間ごとに扉がある多扉車。
写真は朝方にロンドン・ビクトリア駅で撮影した別の列車であるが、こちらも4両1ユニットになっている。

こちらの1等車も6人用コンパートメントであるが、通路と反対側にも扉がある。

こちらは座席間の荷棚下に電気スタンドの様な照明が付いていた。

1等コンパートメントの通路、反対側は扉が個室の数だけある訳ではなかった。

2等は開放席で3+2配列向かい合わせで各ボックス席の間に扉があり、荷物棚は座席の上にあり三角形の船底状になっていた。