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'93-9 韓国鉄道周遊

トンイル号 寝台車

ソウル発−釜山行き 71列車

ソウル22:28発−釜山4:30着

中央線経由し東回りで釜山の手前・釜田まで行く夜行列車に乗る予定で寝台券も持っていたが、
その列車の出発時間を1時間勘違いしていて、私が始発駅
の清涼里駅に着いた時には既に発車していた。

今晩泊まる所もないし、翌日は昼過ぎに釜山空港を発つ飛行機で帰国するので、
とにかく夜行で釜山へ行かなければならない。
夜行は清涼里からは1本だけ、あとはソウル駅始発なので地下鉄でソウル駅へ急いだ。
寝台をつないだトンイル号の改札は既に始まっていた。
この後にもムグンファ号、セマウル号の夜行があるが寝台車は連結さ
れていない。
まずは窓口で切符を購入、割り込もうとするおばさんもどうにか防げて、寝台にも残席があった。
明日帰国するので所持通貨は18,290ウォン(約2,700円)、釜山までのトンイル上段寝台が17,300ウォン(約2,600円)
時間的にも金銭的にもギリギリ間に合った。


軸配置C−Cの7100型ディーゼル機関車+電源車+客車という編成。


乗車した寝台車、側面の窓の上に小窓がある。車体断面は普通車と同じ様な形状だった。


日本の開放A寝台と似たつくりだが、座席には変えられないようだ。
韓国の夜行列車は運転時間が日中にかからないので問題ない。



寝台は1クラスのみ、トンイル/ムグンファ・上/下段で料金が違う。
ムグンファ用寝台車も同じく線路方法に寝るベット配置だが、
ベットに出入りする以外の部分の通路面も板で仕切られていた。
ちなみにトンイル下段寝台だと20,800ウォン、
セマウル号座席車のソウル−釜山間料金は21,500ウォンだった。


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