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2025-4 中央アジア

Korail郊外線
Gyooe Line Mugunghwa

ムグンファ2634 義政府発−大谷行き
Uijeongbu17:10発−Daegok18:02着


4400型ディーゼル機関車によるプッシュプル編成。


2001年ロテム製の軸配置BBの電気式ディーゼル機関車。ボンネットが客車の屋根程の高さでキャブは更に高くなっている。


客車はムグンファ号用に2001年以降に新製されたリミット客車2両、大谷側となる1号車は1扉になっていた。


2号車は2扉、号車番号が扉の窓下に掲げられている。


2号車の後ろに電源車が連結されている、こちらは側面にリブがあり、ステンレス製の元セマウル号用の電源車であるが1・2号車と共に、かってのムグンファ号客車塗装を連想される赤とクリームをベースとした特別塗装となっている。


義政府駅では地下鉄1号線のホームと並んで郊外線のホームがある。


5・6番線が郊外線のホームで改札は地下鉄と分かれている。


チケットはインターネット予約購入以外はこの券売機で発売されている。
クレジットカード払いで現金は使用できないが、何種類かの日本のクレジットカードで支払いを試みたが、どれも承認されず、駅員に発券してもらい現金で支払った。


義政府から大谷まで約30kmの区間で料金はKRW2,600(約260円)。
買うのに苦労したがレシート状でない切符らしいチケットなのは嬉しい。


車体中央にサボが挿され、ムグンファという表記がある。

乗降扉はプラグドアで、内側に2段のステップがあり。下にもホームと同じくらいの高さとなる補助ステップが出ている。


車内に装飾等はなく落ち着いた雰囲気で、座席は回転リクライニングシート2+2配列。


間接照明で空調出口が窓間の荷棚下にある。


手前が背もたれをいっぱいまで倒した状態、足元にはフットレストがあり、足を載せてないとバネが効いて跳ね上げられる様になっている。


後方の客室端に座席の無い車椅子スペースがあり、その前列は車椅子固定ベルト付きの1人掛け座席となっていて荷棚にAEDが設置されていた。


その後ろの化粧室も車椅子対応で扉幅が広くなっている。


仕切部の上方に大きめな家庭用という感じのクーラが設置されていた。


通路上には液晶モニター、後方は仕切扉上に車内設備の案内表示があり、液晶モニタはクーラーの反対側に寄っていた。


路線名どおり郊外らしい車窓。


夕方の列車だったので途中駅では地元客らしい人が下車し、ハイキング客が乗車。


大谷駅では地下鉄3号線の下で、京義線や西海線のホームとは離れたところにある、専用ホームに到着する。


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