鉄道世界旅行ホームページ
2023-4 中欧
ÖBB Cityshuttle push-pull train
REX4408 リンツ発-シュタイナッハ行
Linz7:18発 -Lambach7:44着
SP3800 リンツ発-チェスケー・ ブジェヨビツェ行
Linz7:35発-České Budějovice9:57着
REX8 2505 ブラチスラバ発-チェスケー・ ブジェヨビツェČeské Budějovice
Bratislava6:57発-Wien Aspen Nord7:25着
リンツを州都とするオーバーエスターライヒ州の普通列車や快速に一日乗り放題のOÖVV Freizeit-Ticket OÖ €24.9(約3,700円)。 最大で大人2人子供4人まで有効で24.9EUR、行程を考えÖBBホームページで時刻表検索して乗車料金を見ると、この切符が選択肢に出てきて知った。 今回は1人で使ったがそれでも充分お得だった。 |
国境を跨ぐ区間のチケットは両国の鉄道会社ホームページで人数年齢等詳しく入力して比較。リンツからチェスケー・ ブジェヨビツェを経由しブルノまで200km以上の道のりになるが2名で18EUR(約2,700円)という料金があり、購入した券面にはFarst Minute Europeと書かれていた。 |
ブラチスラヴァからウィーン空港までを時刻表検索して料金を見ると安い行程があったのでそれを選択して購入。 PDFチケットであるがブラチスラヴァ-ウィーン(市内)のグループチケット19.6EURとKZG Neuessling-ウイーン空港一回券8.6EURの2枚に分けられ、2人で28.4EUR(約4,200円)。 |
シュタイナッハ行きは1142形電気機関車軸配置BBで最高速度150km/h。 |
チェスケー・ ブジェヨビツェ行は1116形電気機関車、軸配置BB最高速度230km/hで2電源対応。 |
ブラチスラバからの牽引機は2016形、軸配置BBの電気式ディーゼル機関車で最高速度140km/h。 |
入換のためディーゼル機関車が制御客車側に連結されているのも見掛けた。 2070形軸配置BBでこちらは液体変速式のディーゼル機関車。 |
機関車と反対側はÖBB City Shuttleというロゴが入った制御客車。 |
反対側の側面はグレーベース。 |
点対称というか、どちら側から見ても同じデザインになっている。 |
中間車も同様の塗り分け。 |
車内はクロスシート2+2配列。 |
座席の方向転換は出来ず向かい合わせが多いがそうでない席もある。 |
客室端には1人掛けの座席のところもある。 |
シートピッチはそれ程広くはない。 |
蝶番式の大きめな折畳みテーブルとT字形で跳ね上げ格納式のフットレストが付いている。 |
制御客車は車体の1/3ほどのところで扉付の仕切がある。 |
折畳み椅子が両側壁沿いに並び上には荷棚があり、その片側には自転車吊り金具が付いている。 |
乗降扉は片開きであるが大型で両側に簡易仕切が立っている。 |
扉より運転室寄り窓一つ分で折畳み椅子3席のみ。 |
その向かい側には座席が無く、シャッターで仕切られる様になっていた。 運転室との仕切には窓が無く、折畳み式スキー立てと消火器が設置されている。 |
こちらは大半が自転車置き場となっている車両。 |
タイヤが入る溝、ハンドルを引っ掛けるフック、そして固定用のベルトが付いている。 |
自転車スペースと乗降扉の間の仕切も扉無しの簡易的なものになっている。 |
一般的な客室とデッキの仕切は両側に屑物入れがあり、上はショーケース風になっていた。 |
低床車両なので、乗降扉は車両端部までは距離があり、貫通扉へ向かう通路がスロープになっている。こちらの車両はその両側が荷物置き場となっていて、自転車のタイヤガイドやスキー立てが見える。 |
この部分に化粧室がある車両も多い。 |
半分より若干広く、トイレは窓を向く様に配置されている。 |
正方形の一角を大きく面取りした様な空間。 |
トイレの便座や蓋の開き方が独特。 |
手洗台はボウル状でだいぶ上の方に鏡がある。 |
こちらは制御客車を含む後ろ3両がオーストリアOBBの低床客車で、前2両がスロバキア鉄道ZSSKの客車という国際列車らしい編成だった。 |
車内はクロスシート2+2配列、向かい合わせのボックス席で窓側に大きめなテーブルがある。 |
客室の中程には背もたれ間にガラス製の仕切が立っている所があった。 その前後の席は車体の張り出しで内側に寄っているのだろうか、通路側の肘掛けが無かった。 |
客室端部の席には優先席のピクトグラム表示があった。 |
端部に向かい合わせでない席もあり、シートピッチが広くなっていた。 |
窓間には予約票入れ付きの座席番号表示とPC電源用コンセントが並んでいる。 |
通路側肘掛けのステーをカバーするような形の屑物入れが所があった。 |
こちらの車両は両端に乗降扉があり、内寄りに化粧室が配置されている。 |
化粧室は両側にありトイレは斜めに配置されていた。 |
反対側は自転車掛けフックと、畳んだ状態では自転車のタイヤが挟まる様な突起付きの折畳み椅子があるスペースになっていて、客室との仕切は窓付きだった。 |