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2023-8マレー縦断
KTM ETS Gold
Electric Train Service
EG9322 グマス発−バタワース行き
GEMAS 15:20発−KL SENTRAL 17:55着
チケットは事前にインターネットで公式ページから購入、座席表は座席の向きの他、販売済座席の乗客の性別まで表示される様になっていた。 |
グマス-クアラルンプール間175km程の距離で料金は31マレーシアリンギット(約980円)。 チケットはQRコード付きのもので、購入後の画面で表示・印刷が可能なほかPDFファイルがメール添付で送られてくる。 |
車両は2015年から導入された中国製のEMU(電車)93/1形、配色からユーロスターを連想させられる。 |
先頭部は前から見る程長くない、下の方には編成番号の表記がある。 |
6両固定編成でモノクラス、南寄りがA号車で、この列車は先頭がF号車だった。 |
2、5両目がパンタグラフ付きで、こちらが付随車で表記番号にTとなっている。 |
ジョホールバルから乗って来た乗って来た列車とは外観的に大きな差がある。 |
奥のホームに停まっている東海岸線に導入された61形DMUも中国製。 |
地下の新しいKL Sentral駅ができた後も、古くからあるKuala Lumpur駅は残りETSも停車する。 |
宿泊した宿のベランダから見たETS、KL Sentral以南は本数が少ないのでチェックアウトギリギリとなった。 |
車内はリクライニングシート2+2配列。 |
背面から見ると全体が樹脂面となっている。 |
前席背面内蔵の折り畳みテーブルはアーム式。 窓間の張り出しは、車内全体で見るとアーチ状に見えるデザイン的なものであるが、すぐ後ろの席に座ると目障りかもしれない。 |
手前が背もたれを一杯まで倒した状態。 |
テーブルはやや小さめ、足元にはT字形のアームレストも付いている。 |
天井や仕切壁にはカラーモニタが設置されている。 |
座席は固定式で、基本的には中程を境に背中合わせになっているが、その背中合わせ間も何故か広いピッチが空けられ、背面には折り畳みテーブルもある。 |
客室端部は向かい合わせとなる所も多く、固定式の大型デーブルがある。 |
バリアフリー対応の所でなくても化粧室があるところの仕切は片通路となっていてその前には大型テーブルがある。 仕切に向かった最前列にも固定テーブルがあるが、出入りを考慮してか窓側席の前部分にしかない。 |
前方から車内を見たところ、客室端部の席の上には荷棚が無い。 |
客室端部に荷物スペースがある所もあるが、その後ろも窓が無く、その窓無席前方には荷棚と同じ幅だけの固定テーブルがあった。 |
客室端部の窓上に、編成の設備や走行区間の路線図が貼られていた。 |
号車はA〜Fのアルファベットで表されている。 |
運転室との仕切、扉にだけ小さな窓はあるがブラインドが閉められていた。 |
連結部は幅が広くとられ貫通扉が無い。 |
車端部は長いスパンを機器室が占め、ホロ部分も長さがある。 |
B号車のトイレは車椅子対応ではないが、車体の半分程の幅を占めている。 |
D号車にあるバリアフリー対応化粧室は円弧状のスライド扉であるが手動式で取手が高い位置にある。 |
バリアフリー対応化粧室の内部、曇りガラスの大きめな窓がある。 |
隅にある手洗台はドイツのICE3が連想され、それをベースにした中国のCRH3からの流れを感じた。 |
C号車の片端にビュッフェスペースがある。 |
後ろに看板表示もあるが、販売されている物一式がカウンタに並べられていて種類は豊富。 弁当類各種RM11〜12(約350円)、サンドイッチはRM5、カップラーメンはRM4、インスタントコーヒー類がRM3でイスラム教の国であるのでアルコール類は売られていない。 |
弁当類はレンジ調理式、この列車はバタワースまで行くので夕食の時間帯に掛かるクアラルンプールから先の区間で良く売れるのかも知れない。 |
カウンターは車体の半分程の幅を占め、反対側には小さなテーブルと椅子がある。 |
小さなテーブルながら窓ピッチとあわせられているのが良い、丸椅子で座席の方が良さそうにも思えるが、食堂車気分を味わえる。 |
この区間も沿線ずっと工事中で複線化が進められている様である。 |
途中駅も一部ホームや全体が閉鎖されている所が多い。 |
少し離れたところに新しい駅が建設されていた。 |