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台湾鐵路

 EMU3000 自強號
Tze-Chiang Limited Express

2023年3月 台東発-台中行き
自強378次 嘉義19:07発-彰化20:01着

2024年3月 潮州発-七堵行き
自強110次 高雄6:50発-嘉義7:56着

2024年3月 台中発-台東行き
自強371次 台中7:00発-嘉義8:10着

2024年3月 員林発-台東行き
自強472次 台中6:31発-中壢7:54着

2025年6月 台東発-台中行き
自強372次 新左営12:54発-嘉義13:58着

今回は阿里山での予定を決められなかったので、前日の夜になって空席を見たら「騰雲座」に空きがあったのでそのまま予約、アプリをインストールすればオンラインチケット化する事もできるが、二次元コード提示でチケットを受け取る方法を選んだ。2023年3月



臺鉄嘉義駅の窓口で受取ったチケット、カードサイズで縦方向の切符で「商務 自強(3000)、騰雲座艙」という表示が目新しい。
運賃は一人NT$438(約1,900円)、ちなみに一般席はNT$184で2倍以上となる。
彰化で乗換え時間が短く遅れたりすると改札まで往復する時間がネックになると困るので、切符受取にあわせて次に乗る区間車の切符も買っておいた。2023年3月


台中-中歴間は一般席で1人NT286(約1,230円)、
上段の表記が「台湾鐵路局」から「台鐵公司」に変わっていた。


当日乗車前に新左営の自動券売機で購入した切符はQRコード付きになっていた。新左営-嘉義間一般席で1人NT$226(約1,100円)。
この時は毎月第一土曜日に行われる高雄のCT259の引き回し運転と、嘉義-北門間のシェイの撮影をはしごする為に利用、高鐵フリーパスも持っていたがシャトルバスの時間を考えると、こちらの方が早く確実だった。2025年6月


2021年末に営業運転を開始したEMU3000型。2025年6月撮影


日立製6M6Tの12両編成。2024年3月撮影


プユマ号と同様に平面な側面で、各車前後2カ所に乗降扉がある。2024年3月撮影


高雄近郊の地下駅を高速で通過。2025年6月撮影


まだ昔の雰囲気が残る駅に、真っ白な新型電車特急が入って来た。2023年3月撮影


営業開始から1年以上は経っているが日本から行き出来い状況が長いので真新しく感じる。2023年3月撮影


嘉義駅も高架化工事が進められてゆく。2023年3月撮影


台湾一周の電化完了とPP編成置き換えで大量増備が決まりこれからの主役となる。2023年3月撮影


翌日乗車しDR2800とのツーショット、こちらは約1か月後に引退となった。2023年3月撮影


火車出没。2025年6月撮影


妻面の転落防止ガード下にHITACHIの銘版が見えた。


6号車はグリーン車に当たる騰雲座艙で、扉脇にその表記がある。2023年3月撮影


仕切扉は下部を除きほぼ全面ガラス張り、デッキの仕切にもロゴがあり、その下に車内の見取り図が描かれている。2023年3月撮影


騰雲座は1+2配列の回転リクライニングシート。2023年3月撮影


2席並びの席は間にある肘掛の幅が広く、その下もモケット張となっていて間隔が開いている。2023年3月撮影


初期状態は直角に近い背もたれで、フッドレストやアームレストが無いシンプルな座席だがゆったりとして落ち着いた雰囲気だった。2023年3月撮影


前席の背面にアーム式の折り畳みテーブルがあり、その下のマガジンラックにはサービスメニューと車内誌が差されていた。2023年3月撮影


テーブルの裏面には編成全体の設備案内が描かれている。2023年3月撮影


騰雲座は飲食品のサービスがあり、弁当とアイスクリームは予約制で切符予約時に選択する画面もあったが前日17時までという事で予約できなかったので、パイナップルケーキを選んだ。
飲物はコーヒー、炭酸水、ミネラルウォーターから選択できる。2023年3月撮影


両端の座席は、最前列になった時の為に肘掛部に小さなテーブルが畳まれている。2023年3月撮影


座席下にコンセントとUSB電源があり、1人1カ所づつ用意されている。2023年3月撮影


遮光はブラインド式、座席番号は数字のみで4で割り切れる数字が1人席側、4で割って1余る数字の席は2席並びの窓側となっていた。2023年3月撮影


脇に緊急脱出用ハンマーが設置されている窓があり、その窓には打つ場所を示すシールが貼られていた。2023年3月撮影


一般席は2+2配列。2024年3月撮影


両端の座席は肘掛部に折り畳みテーブルが備わっている。2024年3月撮影


基本状態の座席の背もたれがが直角近くに見えるデザイン。2023年3月撮影


後ろから見ると、より直角らしくみえる。2024年3月撮影


座席背面は折り畳みテーブル付。2024年3月撮影


客室内の片隅に荷物行き場がある。2024年3月撮影


仕切扉は枠付きの全面ガラス張りで、上にカラー表示器がある。2024年3月撮影


真横から見た座席、当然ながら基本状態でも傾斜が付けられている。2024年3月撮影


荷物置き場の向かいは何もない広いスペース、最前列は肘掛け部の小テーブルのみとなる。


最後列は肘掛けと背もたれのテーブルがあり、セットする順番はあるが両方出す事も出来た。2024年3月撮影


荷棚下面には読書灯があり。2024年3月撮影


一般席でも座面下にUSBと電源コンセントが用意されている。


テーブル裏の設備案内図。


早朝の列車にはコンビニ弁当を買って乗った。
プユマ号以降の新型電車には折り畳みテーブルがあるのが嬉しい。2024年3月撮影


この時は食べる時間が無く昼食でコンビニ弁当、折り畳みテーブルを出すと背面はマガジンラックまで面一となる。2025年6月撮影


車内販売も健在。


営業最高速度は140kmであるが表示器に速度が表示されるのは希で高速な時に表示される様でも無い。2024年3月撮影


バリアフリー対応化粧室がある側の仕切扉は幅が広く両開きで、7号車には客室側に授乳室があった。2023年3月撮影


3号車もバリアフリー対応で、こちらには授乳室が無くスペースが広い。2024年3月撮影


車椅子スペース寄りの座席は1人掛けとなっていて、シートベルトが備えられている。2024年3月撮影


窓2つ分あいているが、1区画だけ床面に車椅子表記の囲いがあり、座席番号は割り当てられていない。2024年3月撮影


連結部はアルミフレーム付きの幌で、渡り板は大きめな長方形で角部に蝶番が付いていた。2023年3月撮影


化粧室は通路を挟み一般用と男性用が配置され、扉の上に発光表示がある。2023年3月撮影


一般用のトイレ、洋式で真上にオムツ交換台が展開される構造で明り取りの窓がある。2024年3月撮影


手洗い台は向かいにあり一面の大きな鏡の下に蛇口などが収まっている。2024年3月撮影


男性小用トイレの脇は機器スペースとなっている。2024年3月撮影


小用トイレはコーナーに便器と手洗い台が配置されている。2024年3月撮影


7号車と3号車にはバリアフリー対応の化粧室がある。2023年3月撮影


広いスペースが生かされたレイアウト。2024年3月撮影


トイレと手洗い台は直角だが、全体が斜めに配置されている。2024年3月撮影


反対の隅に小便器、壁際に折り畳み式のチャイルドチェアがあり、あかり窓や広告枠もある。2024年3月撮影


デッキはノーステップ、乗客が使わない車掌室の扉は壁と同じ白色になっている。2023年3月撮影


デッキの仕切扉脇には緊急用機器を含めた車内の見取り図が掲げられている。2024年3月撮影


乗降扉脇にキースイッチ付きの車掌用開閉ボタンがあるのが台湾らしさを感じる。2025年6月撮影




写真の無断転載を禁止します。


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