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2023-3 阿里山

 DR2800 自強號
Tze-Chiang Limited Express

自強224 樹林発-花蓮行き
板橋11:36発-汐止12:06着


悠遊カードやIPASS(一卡通)などのICカードが支線も含む全国で使え70km未満の距離では全席指定ではない自強号にも乗車可能で、切符購入より1割引となった。



地下ホーム入って来たDR2800形気動車9両編成。



引退まで1か月少々という時期であったが、平日の日中で乗車したのが台北より手前という事で空いていた。



座席は回転リクライニングシート2+2配列。



ゆったりとしたシートピッチで背もたれも充分倒す事が出来、同時代で日本の車両ならグリーン車並みと言える。



客室中程にある排気管部を利用した円形に切り抜かれた半仕切が特徴。



その前後は特にシートピッチが広い。



非常扉が設けられている客室端部も座席が無く広いスペースになっていた。



T字状のフットレストは下がった状態が基本で、上げる事は出来るが押さえていないと下がってくる。



窓際にあるカップスタンド、これ以外テーブル等は無かった。



車窓からデビュー間もないEMU900が見えた。



登場時は花形列車であり給湯器スペースもあった。



その奥は機器スペースとなっている。



その部分を外側から見ると全面的にルーバー状になっている。



向かいに化粧室があり、その奥の扉も同じ様な取手と錠があるが、「機械室請勿進入」と書かれたプレートが付いていた。



トイレはしゃがみ式で床が一段高く、隅に手洗い台がある。



以前、乗降扉は折戸だったが、引き戸に替えられていた。



連結部、渡り板が大きく見える。



今回は台北の1つ手前から乗車し、2つ先の駅で下車。
北海道で例えると手稲発帯広行きとい特急に琴似から新札幌まで乗車した様な感じである。



隣のホームに停まっていたのは2021年にデビューしたEMU900。



見送っている時にEMU3000が来てツーショット、自強号の新旧交代を実感するシーンが見られた。


このDR2800は2023年4月23日をもって定期運行を終了したとの事。


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