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2023-6マン島・イギリス

 THALYS
タリス

THA9322 アムステルダム発−パリ行き
Schiphol Airport8:34発−Bruxells Midi10:08着


今回はユーレールパスを利用、1等で任意の4日間利用できるものを選び1人US$358(約5万円)。
ただしタリス、ユーロスターなど全席指定の高速列車に乗る場合は別途パスホルダー料金での予約が必要で追加料金は2等(Standard)1人US$26.6(約3,700円)。
タリスはStandard、Confort、Premiumの3クラス制で1等のパスホルダー料金はConfortで飲食サービスはない。
そのパスホルダー料金にも予約枠があり、パスホルダー料金が一杯の場合は乗車券込みの通常料金で乗るしかなくなるので注意が必要。
ちなみにこの日当日の予約検索をしてみるとタリス、ユーロスターともパスホルダー料金どころか通常料金でも終日満席になっていた。


動力集中方式で8車体連節の客車を両端動力車で挟んだ編成。
今回はドイツにも入線可能な4電源対応で動力車がTGV Duplexタイプの丸みを帯びているPBKA編成が来た。


乗車したのはバースペースがある4号車、近年の改修でバースペースが縮小されている。


2等にあたるStandardは2+2配列の方向固定座席。
通路側の肘掛も上げる事が出来て、背もたれと同じ面になる。


座席の背面は一体的なデザインとなっていて、かってのCORAILを思わせる。


バックシェルシートで座面を前方にスライドさせ若干のリクライニングは可能だが枕部分は動かない。


折り畳み式テーブルは蝶番式で中の背もたれ側にゴムバンドが掛かっている。
テーブルの他に折り畳み式のドリンクホルダーが縦に並んでいる。


ドリンクホルダーの下にコンセントとUSB電源ポートが2個づつまとまってある。


小さいが下の方に屑物入れがある。


荷棚は2段状になっているが下は小物しか入らなそうで使っている人はいなかった。
上段の先端部分に読書灯の他、ライン状の室内照明も付いている。
全席指定なので座席番号の表示だけで予約区間を示す表示器類は無い。


窓間にあるハンガーは2カ所分1組の大きめな物で、THALISのロゴが付いていてエンブレム的。


乗った車両の半室はバースペースになっていた。
その仕切壁にはDAE(AED)が設置されている。


以前は大きなカウンターがあったが、近年の改修でスペースが縮小され、Kioskと表示された小さなテーブルと自動販売機が置かれているだけになっていた。


バースペースに椅子は無く、窓際の細長いテーブルと所々に円形のテーブルがある。


連節部には扉が無く、狭くなっている部分の距離が長いが照明と暖色で行き来し難いとは感じない。


化粧室は通路を挟んで左右にあって航空機並みの狭さ。


手洗台は石鹸、蛇口、ハンドドライヤーが並んでいて上部が張り出しているが、上が台になって鏡は引っ込んでいるので圧迫感は無い。


トイレ側も上の壁が鏡になっている。


客室側とデッキ側の両方に荷物スペースが設けられていた。


デッキや空きスペースには折り畳み式の補助椅子があった。



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