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2018-4 Espania


Avant S-104

Avant08152列車 マドリード発-トレド行き
Madrid -Puerta De Atocha15:50発-Toled16:23着

Avant08203列車 トレド発-マドリード行き
Toled20:25発-Madrid -Puerta De Atocha20:58着


往路の切符はアトーチャ駅の窓口で購入。
飛行機で朝マドリードに到着した日なので列車が決められなかった。
しかし、駅にある自動券売機では一般的なクレジットカードが使えず、
長い列の窓口に並んたが次から2本が満席で
買えたのは4時間後の列車で離れた席になった。


帰られなくなると大変なので復路はインターネットで事前購入した。
料金は窓口と同じ12.9EUR(約1,700円)であるが、座席の選択もできる。


出発はアトーチャ駅。
ドーム屋根の旧ホームが植物園になっている。


チケットを見せ、手荷物X線検査を通り
高速列車の待合室に入る。


車両はイタリア発祥の2代目ペンドリーノをベースにしたS-104型。
トレドまでの路線は高速化され軌間1435mmの標準軌になっている。


行きは4両の基本編成を2組併結した8両編成だった。


帰りは基本の4両編成。
ペンドリーノとよく似た格好をしているが車体傾斜の機能は無い。


帰りの先頭が1号車になっていた。


先頭車の前側に乗降扉があるのも他のETR460系との違い。


進行方向右側だけ乗降扉より前に窓があるが客室は無い。


1号車以外は各車両端に乗降扉があり、
プラグ式の扉に行先表示器が埋め込まれている。


車内に二段と外側に折畳み式のステップがある。


基本な車内は2+2配列。


座席の方向は固定されていて向かい合わせになった席を中心に
前へならえになっていて、中間車は真ん中に簡単な仕切でがあり
2組に分けられている。


向かい合わせ席の間にテーブルは無い。
通路側の肘掛も上げられるのは結構便利。


全車ツーリスタクラスであるが、
1号車は2+1配列と1等並みの座席配置になっている。


基本構造は同じ様な座席だが
少し座席幅が広く2席並びの間には肘掛が2つある。


向かい合わせ席は窓間になっていた。


座面が前方にスライドさせリクライニングできる。
写真手前の通路側が最大まで倒した状態で
後ろの人が気にならない程度に留められている。


車椅子スペース、仕切に折畳み椅子が付いている。


折り畳みテーブルはスライド式で上にマガジンラックがある。


足元にあるT字形のフットレスト。
シートピッチが広めなのでちょうど良い位置にあった。


荷棚下面に読書灯が埋め込まれていて、スイッチもその近くにある。


全区間30分程度ではあるが車両基地を過ぎると広大な景色になる。


仕切扉は大部分がガラス製。
モノクラスの編成であるが
TURISTAと等級が大きく書かれている。


側面の壁に案内表示器がある所もある。


先頭側のデッキ。
通路の先にある丸窓のある扉の先が運転室で
その手前の左側に化粧室があり、航空機の様な配置になっている。


1号車の後ろにカフェコーナーのスペースがある。


全区間30分弱しか掛からない」列車なのでカウンターにシャッターが下りていた。


販売コーナは部屋の様に囲われ奥に扉があった。


貫通扉の手前でクランクするまで
通路の壁沿いにスタンドテーブルが続いている。


自動販売機は営業中。
スナック菓子類とドリンク類が半々位の品揃え。


古都トレドの駅、
現在はマドリードからのAvantoしか発着しないが、
ターミナル級の立派な建物で歴史を感じる。


中の雰囲気も見事。
現在は窓口の部屋が隣にあるが、昔の切符売り場も残されている。



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