客室両端の仕切扉上にある液晶モニタでは映画が上映されていた。
前席背面にはフットレスト、蝶番式の折り畳みテーブルと屑物入れがある。
遮光はブラインド式で、荷棚付け根部に読書灯とそのスイッチがある。
出発後、希望者にイヤホンが配られた。
座席間の肘掛下にコントローラとイヤホンジャックがある。
客室の仕切扉はガラス製で、化粧室の入口がデッキサイドにある。
狭い化粧室でも、電気髭剃り用コンセントとオムツ交換台がある。
PreferenteクラスとTuristaクラスの間にあるカフェテリア車両。
椅子は無くスタンドテーブルが窓際に延びている。
車体中程にカウンターがあり、カウンタがある側のテーブルは突起がある。
立った高さに合わせ窓は他の客車より高い位置にある。
食べ物としてはサンドウィッチやカップ焼きそば程度しかないが、
様々なセットが用意されている。
カウンタより準備スペース寄りにショーウインドがある。
Preferenteクラス用であろうか、ドリンク類を積んだカートが停められていた。
仕切側の低い位置にある扉はカート用の様である。
大量に買ったわけでも無いが紙袋に入れてくれた。
ベーコンチーズバゲット5.5EURとサンドイッチ5EUR。
唯一の停車駅サモーラZamora。
カフェテリア車両の窓はきれいだった。
この駅を出てすぐに軌間変換施設を通過し
広軌の在来線に移った。
下車するオウレンセOurenseい定刻で到着し、
列車はポルトガル国境に近いビーゴVigoに向かい出発して行った。