鉄道世界旅行ホームページ
2017-8 スリランカ
Commuter S11型DMU
チラウ発−コロンボ行き
Negombo6:30発-Colombo Fort7:30着
3805列車
SRI LANKA RAILWAYSのスケジュール検索画面。
10:26、18:57発の列車は2・3等の表示があるが、
直通では始発となる6:30発のこの列車は3rd Classesの表示しか無い。
時刻表は改札口の上に掲示されていて、
シンハラ文字だろうか現地語が大半だが行き先と時刻がわかった。
窓口で買った乗車券、硬券で日本の切符と同じくらいの大きさ。
ネゴンボからコロンボ・フォート駅までは38.9kmの距離で料金は40LKR(約30円)。
通し番号が前日から115番進んでいた。
インド製のS11型
先頭形状は初代スカイライナーAE車を思わせるくの字形。
動力集中方式の6両編成。
今回、乗られる機会はないかと思っていたがNegomboの支線でも走っていた。
片側の先頭車が動力車で、後方1/4程が客室になっている。
運転室の扉にはDRIVER、その後ろの扉はGUARDと書かれている。
乗客用の扉は片側につき1カ所づつのみ。
反対側は動力無し。
動力車と同じ先頭形状だが、番号の付けられ方が違う。
動力室は無いが、運転室後ろの出窓とGUARDの扉がある。
動力車から遠い側3両は扉脇に「2」の表記があった。
2等車は2+2配列で独立した背もたれの座席だった。
座席の方向は転換できなさそうであったが、偶然か多くは前向きで
向かい合わせ部分の間に固定テーブルがありシートピッチが広かった。
背もたれ背面には蝶番式の折り畳みテーブルがある。
ストッパが壊れていて開いたままの所も多い。
窓は縦長で、ガラスの外側に鉄製の日除けがある。
窓間の壁には扇風機のスイッチや非常停止ノブが付いている。
乗車したニゴンボから既に通勤客が多く車内は混雑していた。
インターネット時刻表では他と変わらない表記だったが
快速列車だった様で次に停まったのは40分後でころ
折り畳みテーブルの上にハンドバックを置くのが
習慣になっている様で、男性が座っている席には
知り合いでもなさそうな立っている
女性のバックが置かれていた。
乗降扉は両開きの様であるが、営業列車は大抵開いたままだった。
乗降扉前や通路など床面の上にはびっしりと吊り手が下がっている。
中央に吊り手があるので、
扇風機は左右の座席上に並んでいる。
混雑した列車が多く移動が困難だと思うが化粧室もある。
動力車を含む3両が3等車。
クロスシート2+3配列で、キハ40の様に向かい合わせでない席もあった。
写真の無断転載を禁止します。