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2017-2 台湾


虎尾糖廠
Huwei Sugar Refinery
さとうきび列車撮影


12~3月の中頃までのサトウキビ収穫シーズンのみ
運行されるナロー線、
線路幅が標準軌のおおよそ半分(762mm)なの台湾では五分車と呼ばれる。
かっては各地に製糖工場があり、路線も張り巡らされ、
工場閉鎖後ぶ観光鉄道として活用されている所もあるが、
現在、現役でサトウキビを運搬している専用線は台湾ではここだけになっている。
2年前初訪問し、
一応昨年も来たが、天気が悪く列車が来ず
実質2年ぶり2回目の訪問となった。

2年前はまだなかった高鐵雲林駅。
周辺に何も無い様な場所であるが、五分車が走る線路へは歩いて行ける。


更に在来線の台鉄斗六駅方面への無料シャトルバスが走っている。
斗六からは虎尾行きの路線バスに乗った方が近くまで行けるが、
新幹線接続だけあって時間に正確なのと
駅近くに乗り場があるのが便利。


雲林駅にはコインロッカーもあるので、
台北地区と台湾南部との移動の間などに立ち寄る際は便利。
料金は小さいタイプで30元。
荷物を入れ、扉を閉めて料金を支払うと
開ける時の暗証番号が印刷された紙が出てくる。


駅を出て高雄方面へ、
新幹線高架沿いの道はすぐになくなり、
少し離れた道を歩く事になるが、
台湾新幹線の写真が撮れる。


自然と早足になったが、駅を出て22分で線路に着いた。
ここには元貨車の踏切小屋がある。


11:55新幹線をくぐって積車が来た。


2年前は菜の花が咲いていた場所。


12:08続いて積車が来た。
時刻は決まっていないが大きく見ると2年前と同じパターンの様だ。


高速鐵道との組み合わせも期待したが、
そう上手く来ない。


2年前と同じパターンならと街まで歩き昼食。


12:45、ちょうど食べている時に踏切が閉まり空車がやって来た。


踏切待ちがの車列を抜け通っている間に店に戻る。


2年前に来た時と同じ店で、同じ様な物を
食べていたことが後でわかった。


線路脇が遊歩道として整備されていた。


少し街中を散策して14:51、積車が戻って来た。


車が停まっている下にも線路があり、
その間にも線路があったのかもしれないが、
今は併用軌道みたいな感じになっている。


軒先の様な屋根付きの歩道も並行している。


15:10空車が工場から出てきた。


工場から畑に向かう空車はキャブ側を前に走る。


軒先をサトウキビ列車が行く。


古い建物が残る虎尾の街は観光地になっている
雲林布袋戯館は元々虎尾の役所だった建物。


誠品書店とスターバックスが入っている建物は旧消防署らしい。


同じ通り沿いに虎尾のバスターミナルがある。
台中への本数が多いが、斗南、斗六が近い。


訪問1日目は斗南行きのバスに乗り列車に乗り換え。


翌日も斗六からのシャトルバスで高鐵雲林駅へ行き歩いてクロスポイントへ。


今回は高架を抜け西側へ、
8:16、工場側からの空車が来た。


土曜日なので撮影に来る人も多い。


1分後に新幹線が通った。


複数のポイントがあり、
後で調べると地図に台糖鉄路北渓厝車站と書かれていた。


鉄橋は複線分あり、その先で離れていく。


今度は線路から離れた場所に移動。


8:41、空車が続いて来た。
ギリギリのタイミングで新幹線が来て、1枚に収める事が出来た。


追いかける様に北側の視界が抜ける場所へ行き
真横でもう1度撮影。


理由はわからないが列車は一旦停止していた。


しばらく列車は来ないと思い東側を探索。


電柱が立つ道と平行する直線が続いていたので、
ここで戻る。


空車が2本行ったので東側に戻り積車を待つ。


9:49、一本目の積車が来た。


線路を横切る道は舗装工事中。


9:55、積車2本目。
高鐵との組み合わせ狙いで前日と同じ場所にしたが来ず。


また交差狙い。
直線が見通せる正面気味で列車を待つ。


そう美味くはいかず、
10:37本日3本目の空車が来た。


急いで雲林駅へ戻るが、
10:41、すぐに続いて4本目の空車が来た。


見送ったところで高鐵とクロス。


その後すぐ、反対からも列車が来た。


コインロッカーから荷物を取り出し
雲林11:12発818次の高速鉄道にのり、
桃園空港から帰国。
雲林益が出来てとても便利になった。


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