ヘルシンキ駅を後にするSr1型電気機関車牽引のインターシティ。
旧塗装のSr1型と新塗装のSr2型牽引のインターシティ。
ハミ城(Hämeenlinna)から見たインターシティ。
編成全体を湖越しに撮影できる。
城壁を入れて後追い。
Edb形客車の階段を上がった所に仕切が付いていて、
その先がEkstraクラスになっていて片側の出入り口部には
マガジンラックがあり新聞や雑誌が並べられている。
Ekstraクラスの客室。
2+2配列で客室中央付近にある向かい合わせの座席を中心に、
それぞれその後ろが前と同じ方向で並んでいる。
座面を前方にスライドさせリクライニングする方式で、
背もたれの後ろぴったりの所に仕切の壁がある。
反対側入口部にはドリンクコーナーがあり、
コーヒー、紅茶やカップに入った水が用意されている。
終着の一駅前から係員が乗り込んできてドリンクコーナのポット類を撤収していた。
無料サービスのコーヒー。
最小限の突起がコップのずれ止めになる。
荷棚のステー状に設けられている読書灯。
すぐ横にスイッチが付いている。
更にその付け根寄りの下面にPC電源用コンセントが用意されていた。
肘掛けにはオーディオのスイッチパネルとイヤホンジャックがあり、
選択チャンネルの表示ランプは点いていたが、イヤホンを差しても何も聞こえなかった。
Ecoクラスの2階席、
2+2配列でEkstraクラスとの違いは座席の生地程度。
座席背面には大型の折畳みテーブルが組み込まれている。
1階の客室はデッキと同じ高さにあり、出入りしやすい。
デッキ脇にあった自転車ハンガー、
このアームをハンドルに引っ掛けて縦に収納するもので、50セントコインで
ロックを掛ける事が出来る。
デッキには大きめなコインロッカーがあり、50cコインで鍵を掛ける事ができる。
階段を挟んで向かい側はサービスカート用のエレベータの様だ。
台車上に当たる中階のカート用エレベータ口は反対側にある。
2階のエレベータ口。
その隣は携帯電話スペースで、以前は公衆電話があったのかもしれない。
ロッカーと反対側が化粧室となっている所は、
階段に昇降機が付けられていた。
中階客室の手前に電話スペースがあった。
2階にも化粧室があり、正面の上り階段状のスペースは用途不明だが、
それらの周りに比較的小さめのロッカーが配置されていた。
2階建て客車の片側の車端部はガラス張りのコンパートメントになっている。
片側は4人室で窓際に大きなテーブルがある。
室内灯や温度のスイッチや緊急脱出用のハンマーもある。
荷棚は座席上で、他の座席と付いている方向が違異なるが
同じ様な構成で読書灯も付いている。
テーブルの付け根にPC電源用コンセントがあり、
その下にごみ入れ用のビニール袋が下がっている。
4人室の反対側は1人掛け向かい合わせの2人コンパートメントになっていて、
窓際のテーブルは小さな物2つに分けられ、窓上のモニターは無い。
反対側の車端部は全12席の
普通の開放客室になっている。
各テーブルには、
コップ等がずれ落ちない為の小さな突起がある。
最後端となっていた中間客車の後部。
乗降扉は無いが客室との間のガラス製仕切扉は開いて、
貫通扉のところまで行く事が出来た。
貫通扉にある縦長の窓から後方を眺められる。
連結部はゴムがあまり見えない様に、
大部分が鉄枠で覆われていて手摺もある。
バリアフリー対応設備と子供連れ用スペースがあるEds形客車。
デッキ側から2階まで恐竜風の足跡が続いていて、
2階客室の入口に子どもの絵が描かれた仕切が付いている。
足跡の先には子供の遊び場がある。
列車の中に汽車の遊具があるのは面白い。
2階席は全席遊戯器具の方を向いていて、
その後方に2階の化粧室やロッカー、荷物スペースがある。
こちら側も階段の手前に仕切が付いている。
携帯電話スペースの扉を開けてみると中に台があった。
遊具側の車端には子供連れ用のコンパートメントがある。
入口側には遊び道具が置かれた台と子供用の小椅子があり、
その上の方の壁に液晶モニターが配置されていた。
下階はバリアフリー対応の客室で、
車椅子やベビーカー用のスペースが用意されている。
幅が広い仕切扉の外はコインロッカーもある荷物置き場になっていて、
その先にバリアフリー対応の化粧室がある。
化粧室は半円筒形の空間となっていて、通路は片側に寄っている。