乗車区間はスイス トラベルパスが有効で、追加料金なしで利用できる。
SWISS TRAVEL PASS 1等1人 8日用65,500円。
ラックレールにも対応可能なDeh4/4型電気機関車の牽引。
BBの軸配置で台車間が広く荷物室を備えている。
先頭となる反対側はDeh4/4型と同じ顔付の制御客車。
客車3両で機関車の後ろが1/2等合造車だった。
1等客室は1+2配列。
向かい合わせ配置で、背もたれに角度が付いているので
背中合わせ部分の下にも荷物を置くことができる。
肘掛下にレバーがあり座面スライドで少しだけリクライニング出来る。
2等客室との仕切扉には窓が無い。
2等客室は2+2配列で、仕切の部分だけ1+2配列。
1等に比べ窓のピッチが狭いが、
背もたれが薄いので足元の広さはそれほど変わらない。
デッキ側の仕切扉は真ん中にあり、窓付きになっている。
仕切の先に化粧室がある。
乗降扉は外向きに観音開きになる。
前の客車は座席や窓が異なっていた。
先頭の客車は前側のボックスが折畳み椅子になっていた。
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カーブで見える前方。
アンデルマットからの列車もDeh4/4の牽引だが、
ヘッドライトが四角くなって違った雰囲気だった。
一番後ろの制御客車が1/2等合造車で、
1等側のデッキ上に黄色いラインが入っている。
1等は1+2配列。
こちらの背もたれは固定式で
通路側の背もたれ上間に握り玉が付いている。
2等側は背もたれが直角に近い座席で2スパン分しかなかった。
台車は2+2配列で車端部に1列だけ向かい合わせでない席があった。
低床部の乗降扉脇にバリアフリー対応の化粧室がある。
化粧室向かいは折畳み椅子とスキー掛けが備えられていた。
アンデルマットを出るとディセンティス・ミュンスター方面への本線と分岐する。
短区間であるが、急激に勾配を下るので絶景が見られる。
アンデルマットからの列車ですれ違った列車のDeh4/4型は
全体が角張った形だった。
後ろの制御客車も角型で、
機関車と制御客車はペアで運用されている様に感じた。
客車を押す機関車の後ろに貨車が連結されている列車ともすれ違った。
自動車を運ぶ貨物列車。
牽引はHGe4/4-II型電気機関車だった。
乗用車の小型トラックの他、トラクターも載せられていた。