鉄道世界旅行ホームページ
2015-5 スイストラベルパスの旅

BLS ゴールデンパスルート
レッチュベルク峠越え


ツヴァイジンメン-インタラーケン行き

Spiez19:12発-Brig着

乗車区間はスイス トラベルパスが有効で、追加料金なしで利用できる。
SWISS TRAVEL PASS 1等1人 8日用65,500円。


首都ベルンを中心にとても広いネットワークを持つBLS。


BaBe535型、4連節のEMUが2ユニットの編成。


中間車のうち1両が1等車で窓のすぐ上に黄色いラインが入っている。


1等車はゆったりとした1+2配列。


座席の方向は固定され、荷物置き場もある。


向かい合わせ席間の窓際には、小振りな固定テーブルがある。


片方向のところは前関背面に蝶番式の折り畳みテーブルがある。
荷棚は大きな窓を邪魔しない様、透明な素材でできている。


連接部は大きく開かれ、仕切がガラス製になっている。


荷物置き場は
車輪スペースの都合で高くなった連接部の座席との。
背中合わせ部分にある。


窓際のテーブル下にはPC電源用のコンセントがある。


1等車の間にある乗降扉の両側は仕切られデッキになっている。
客室と違った暗めのスポット照明で高級感があり、
扉自体は同じながら2等との違いをはっきりとつけている。


2等は2+2配列、1等ではわかり難かったが
背もたれの上が斜めになっている。


2人掛けの席は中央部分で支えされ、その前面に屑物入れになっている。
肘掛けは窓側にもあり、三角形をした通路側の物も上げる事ができる。


連接部に向かって通路がスロープで上がっている。


連接部付近の座席はスロープの通路より高い位置にある。


2等車の乗降扉まわり、部分的なガラス仕切と折畳み椅子がある。


片側は壁沿いに折畳み椅子が並び、床面が広くなっていた。


折畳み椅子の上にはスキー立て、
更に上には自転車を立てるハンガーがある。


前後方向の折畳み椅子の所もあった。


先頭車両の運転台側は全体的に床が高く
2段のステップがある。


床が高い分天井も高いが、窓の上辺は他と同じ高さで、
荷棚はその上にあるので、透明でない物になっている。。


車椅子対応で広い化粧室。


手洗い台上の鏡部分に液体せっけんとハンドドライヤーが内蔵されている。


入口は湾曲した引き戸で手動スライド式。
その脇の斜め面にも鏡があり、下にはゴミ箱がある。


出発して間もなく、分かれた線路が下の方に見えた。
2007年に開業し長さ34.5kmのレッチェベルクベーストンネルを経由する新線だろう。


かっては優等列車も通っていた幹線。


日本ならこういう路線は新線開業で廃止されてしまうだろう。
地方創生って・・・?


どの列車も窓がきれいなのも素晴らしい。
酷い水垢模様のJR北海道の窓を思い出すと悲しくなる。


岩肌から流れ出る白い滝。


長さ14.6kmのLötschbergトンネルを抜けて間もなく、
街と線路が眼下に見えた。


MGB Matterhorn-Gotthard-Bahnの車両基地を上から眺められた。



写真の無断転載を禁止します。