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2015-5 スイストラベルパスの旅
SOB Schweizerische Südostbahn フォアアルペン・エクスプレス
Voralpen-Express

ルツェルン発-サンクトガーレン行き
VAE2585列車

Luzern16:40発 - ウツナハUznach18:15着

SWISS TRAVEL PASS 1等1人 8日用65,500円。
スイス トラベルパスが有効で、追加料金なしで利用できる。


横に大きくCagoと書かれた機関車の牽引で頭端式ホームに入線。


一番奥が先頭で、SOBのRe446電気機関車、
直線デザインの軸配置BB、最高速度160km/hの交流機。


途中の車窓から見えた対向列車の牽引機は
Re456でラッピングが施され前面に
RHOMBERG SERSAと書かれていた。


サンクトガレンで見た列車は東スイスの観光
ラッピングが施され前面が水色のRe456だった。


その逆サイドは白い前面、
Voralpen-Expressの文字が入っていて専用機らしい。
編成としては似合うと思う。


その後ろ、1両目の客車は制御客車だった。
1/2等合造車で窓の高さに黄色い線が入っている部分が1等席になっている。


車両中寄り2カ所に乗降扉があり、
デッキ部の仕切に扉は無くスロープになっている。


1等席も2+2配列で背もたれに傾斜が付いた
クロスシートで方向は固定され向かい合わせでない所もある。


ブラインドが掛けられているが、運転室との仕切扉に縦長の窓があった。


車両な中程でガラス面の広い仕切があり
1等席と2等席が区切られている。


2等席も2+2配列、
向かい合わせになっていて座席と窓のピッチが合っている。


2両目は全室2等客車。
両客室端に両開きの扉がある。


3両目も同じタイプの2等車。
片端に化粧室があり、反対側の端は自転車スペースがある

間に2両おいて6両目も同タイプ。
車体表記が端部の窓の高さにある

最後尾7両目も同タイプの車両。


プラグタイプの両開き扉で間口は小さく
内外に1段づつのステップがある。


車内はクロスシート2+2配列向かい合わせ配置。


窓際に半円形のテーブルがあり、その下が
屑物入れになっている。


デッキと客室との間には大部分がガラス製で幅広い仕切扉があり、
床は乗降扉部だけ低く両側がスロープになっている。
片端は自転車スペースだが、片側には折畳み椅子があった。


窓にはスキー立て、天井には縦にした自転車を掛けるフックが付いている。


4両目はワイングラスとコーヒーカップのイラストが入っていた。


食堂車ではなく2等席であるが、この車両はボックス間に
大きなテーブルがあり、シートピッチも広い。


端部や仕切際は1+2配列で片側は2人テーブルになっている。


その奥にSelf-Serviceコーナがある。


片側は2種類の自販機と屑物入れが並んでいる。


反対側はスタンドテーブルが窓際にある。


6両目は全室1等車。


車内は1+2配列の固定クロスシート。


方向は固定されているが、向かい合わせでない席も用意されている。


中程に仕切があり、ガラス製の扉がついている。
通路は1直線で2列側と1列側の入れ替わりは無い。


2人掛けの間の肘掛は跳ね上げられる。


窓際には半円形のテーブルと屑物入れがある。


窓はとても長く大きい。


そんな大きな窓もある列車なのに、
水垢がその窓全体に広がっていたのは非常に残念。
良い車両を導入しても、窓が汚いのでは全く意味が無い。
このスイスの旅で窓が全体的に汚れていたのはこの列車だけだった。


自販機でコーヒーを購入。テーブルには沿線の地図が描かれている。


遅れている対向列車待ち。
この後の乗継時間が短いので、気分が落ち着かない。
窓が汚い列車はよく遅れ、事故も多い様に感じる。


それでも、絞り開放で遠くにピントを合わせれば何とか撮れる。
北海道の列車だったら綺麗な方だ。


窓が綺麗だった言うことなしの車窓なのに残念。


オーバー湖に沿って走る様になると、
下車するUznachはもうすぐ。
凝った列車であるが、観光客の姿は見えなかった。
窓が汚れたままではリピータも少ないだろう。


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