ここから進行方向が変わり、電動車のBe4/4型151番が先頭となる。
パノラマミックウインドウで丸みがあるが、真横から見るとくの字になって、
スカート部分が一体となった独特なデザイン。
グリュイエール到着時、
後ろ側のパンタグラフを上げる様で、ビュレで見た時と変わっていた。
ビュレで1両増結した様で4両編成となっていて、
最後尾は151と同じ格好をした制御付き客車252番になっていた。
電動車の151番の車内。
4人ボックスのクロスシート向かい合わせ。
座席間にテーブルは無く、ゴミ箱だけある。
新しい車両でなくても窓が大きく綺麗なのがスイスらしい。
乗降扉は片側が折戸、もう片側が1枚の3枚組で、外側に開く。
運転室との仕切は扉も含め窓が無い。
デッキと客室の間に機器類のスペースがあり、
その片側が自転車ハンガーやスキー立てがある荷物スペースとなっている。
1つ前のBDe4/4型がビュレ駅のホーム端から見えた。
その後ろは標準軌用の貨車を台車型の貨車に載せる設備の様である。
グリュイエール村は少し離れた小高い丘にある。
地図の写真を頼りに登っていく途中、
駅の外れに停まっているチョコレート列車Le train du chocolatの編成が見えた。
グリュイエール村は城塞都市になっている。
村の入口は城門になっている。
村の奥にグリュイエール城があり、あまり時間は無かったがスイスパスが有効だったので入城。
城からも線路が見え、ここまで乗って来た編成の折り返し列車を見る事が出来た。
城内から列車を撮影した後、村の入口まで戻り、
駅から出ていくところを撮影。
線路の周りが雑草ボーボーで無いのも、
窓が綺麗なのと同様、さすが観光先進国だと思う。
それにひきかえ日本は・・・。
見晴らしが良く、列車が長い間見えていた。
1時間に1本程度バスも走っていて、
スイスパスも使えるので帰りはバスに乗った。
バスも列車と同じカラーリングになっていた。
ちょうどグリュイエール駅を出てゆくチョコレート列車を撮影できた。
グリュイエール駅の向かいにチーズ工場La Maison du Gruyereがある。
チーズ工場はショップやレストランの他、
見学施設も併設していて、ここもスイスパスが有効。
入場時に熟成期間別になったチーズ試食セットが貰えた。