台鉄台北駅地下の自動券売機
樹林までの料金は自強29元、莒光22元、区間車18元だが、
ICの悠遊カードだと区間車料金の10%引きでタロコやプユマを除く自強号まで乗る事が出来る。
そのため、列車を決めずに悠遊カードで改札に入り
次の列車表示に出ていた自強号がタロコやプユマで無ければ良いなと思って待っていると
やってきた列車は一度全廃となったEMU100。
1978年に登場したイギリス製電車、
昨年末に復活して臨時列車で走ったという情報を見ていたが調べるのを忘れていた。
5両ユニット併結の10両編成。
切妻で貫通扉付の前面、カウキャッチャーの様なスカートを付けている。
先頭車同士の連結部、パッと見気付かないくらい一体感がある。
折り返しで樹林駅を出ていった後追い。
オムスビ型の戸閉表示灯。
窓ガラスはきれいにされている。
低いホームを想定してだろうかステップが2段
行先などの電光表示は入れ替え式。
回転リクライニングシート2+2配列の車内。
通路は絨毯敷き、
枕カバーの後ろ側は台湾観光年のイラストが入っていた。
日本の国鉄時代のグリーン車の様な座席。
ただ、テーブルは無く窓際にドリンクホルダーがあるのみ。
足置きも昔のグリーン車にあった様なものだが、
裏面もモケット張りでは無い。
座席番号上にあるボタンとランプは客室乗務員を
呼び出すための物だったらしい。
乗降扉の無い側の客室端には非常用扉があり、その横は広く空いている。
以前は座席があった様で脚の後が残っている。
客室から出たところに小窓がある。
かっては給湯か給水器があったと思われる。
その後ろ側は乗務員室。
貫通扉も蝶番式で開く。
乗降扉は手動式の折戸。
連結部、幌が見えないようになっている。