モーリーのBahnhof Bad Doberan駅は
DB駅に隣接しホームも対面に位置している。
駅に着いた時点で次に見られる列車は到着になるので
1つ手前で街にあるBad Doberan Stadtmitte駅まで
線路沿いの道を歩いた。
Bad Doberan Stadtmitteの駅時刻表には上下列車が掲示されている。
更に先に進み住宅街の雰囲気になった場所で
Bahnhof Bad Doberanへ向かう列車を撮影。
軌間900mmで狭軌としては大きめ。
ドイツの狭軌用蒸気機関車は全て99という型式で
ここの機関車は232という番号が続く。
この99 2324-4は前後の番号が付く他の機関車と異なり
2008年に新製された機関車だという。
軸配置は1D1
店の看板の様なボードが駅を示し
歩道がちょうどホームの様な感じになる。
朝の時間帯、ここから乗車する地元の乗客もいた。
乗車してから車掌から購入した切符。
端末で印刷されるレシート状で2人分まとめて発券された。
料金はゾーン制で、同ゾーン内の乗車となり1人2.5EUR
最後の1駅という短い区間であるがカーブが多く、
速度も遅いので、まあまあ楽しめる。
駅の直前だけ道路と少し離れ
森の雰囲気を味わえた。
それを抜けると終点駅。
駅より向うに近代的な機関庫が見えた。
望遠レンズでディーゼル機関車を観察。
ロストックに戻るDBの車窓から、
199 016-7 1962年製で
3つの動輪がロッドで結ばれていた。
乗車してきた朝一の上り列車は客車5両編成。
機関車の後ろは荷物車で機関車側にはデッキが無かった。
その次は「SALONWAGEN」と大きく書かれた客車990-316、
窓の向こうに電気スタンドが見える。
3両目は990-319、Für Traglastenという文字と
車椅子やベビーカーのマークが描かれていた。
デッキや仕切扉の幅が広くなっている。
その車内は半分程が壁沿いの折畳み椅子となっていて、
天井から掴み棒が下がっていた。
4両目は990-310、他の客車より屋根が低かった。
そして屋根の両端は丸くなっていた。
最後尾の客車は990-002。
クロスシート向かい合わせで車体中程に仕切があった。
再び街の方まで歩いて
下り列車を先回り。
Stadtmitteの発車を撮影。
海岸に近いKühlungsborn方面に向かう列車がバック運転となる。
客車に比べて高い位置にある
キャブの上部は角度が付けられている。
折り返しは3両増結され、荷物車を含め客車8両の編成になっていた。
2本目の列車も同じ辺りで撮影。
歩行者や車が多くなるが
白煙が綺麗だった。
ギリギリまで日除けが伸びていた。
先回りは無理そうだったので、今回も乗車した。
終着駅に着くとすぐに機関車が切り離されるが
今回は撮影できた。
この99 2321-0は1932年製。
他に第2次世界大戦後の東ドイツ時代1951年に造られた
機関車もここで活躍しているが2008年製の99 2324-4
まで同様の外観となっている。
編成はパターンが合わされている様で
今回も機関車の後ろが荷物車996-005。
2両目はサルーンワーゲン990-206。
中央にワイングラスのピクトグラムが入っていた。
3両目は990-303、Für Traglastenという文字と
ベービーカーのマークが描かれた車両だったが、
低い丸屋根の客車で車椅子の表記は無かった。
4両目は990-312、丸屋根であるが、
両隣の客車より屋根は高かった。
いちばん後ろは990-209、かまぼこ形で低めの屋根だった。
やはり折り返しの列車から増結される様で、
3両の客車を牽いて機回しされて来た。
990-309。
990-204Für Traglasten、990-318の3両が増結
これで最後尾の荷物車を含め客車8両の編成になった。
機関車は軸配置1D1。
この日はフランクフルト空港まで行き、
帰りの便に乗るというスケジュールだったので今回はこれだけ・・・。
朝の散歩的な訪問でした。