この旅ではユーレールセレクトパスを使用、
ドイツ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの4か国の5日間用2名で91,000円。
オスロからのIC50は予約しておいた。
SJのホームページからパス所持者の座席予約も可能で、
その場合プリンタで印刷したものが予約券になる。
予約料金は34SEK(約540円)。
IC50 出発の約15分前に推進運転でオスロ中央駅のホームに入線。
乗車した途中駅シールに入線したオスロ行IC55。
牽引はスウェーデンSJのRc6型電気機関車。
シール駅に到着するストックホルム行きIC58列車。
側面に細かいリブが入った客車7両編成。
牽引するRc6型電気機関車は軸配置BBの短い車体で、日本のED75を連想する。
始発のオスロ中央駅出発前のIC50列車。
ノルウェー国内もスウェーデンの機関車が牽引する。
IC50列車の編成。
機関車の後ろは2等の8号車。
その後ろが7号車 2等車。
続いて6号車 2等車、
詳しくわからないが手摺や窓割に違いがある。
そして4号車 2等車。
続いてもう1両2等車で3号車。
その後は1等車で最後尾だが2号車だった。
青い車体で上に赤いラインが通り、扉の上には黄色いラインが入っていた。
1等車は2+1配列、座席の向きは固定式。
天井にも木目が入り落ち着いた雰囲気。
車端にガラス張りの仕切で囲われた4人コンパートメントが1室だけあった。
コンパートメントの逆サイドはオープン客室で1人掛け向かい合わせ。
手前の座席がリクライニングを一杯まで倒した状態。
窓下の壁には、ごみ入れ用ビニール袋が束でセットされている。
折畳みテーブルは木製でアーム付き。
アームレストはパイプ状で溝があるゴムに覆われている。
肘掛下のコントロールパネル。
照明にオーディオのチャンネルとボリュームのスイッチ、
下は電源コンセントだったろうか覚えていない。
肘掛けのスイッチでON/OFFできる照明は蛍光灯だった。
デッキ、3段のステップがあり、手摺が斜めになっている。
貫通扉は窓が大きい片開きで、最後尾は眺めが楽しめる。
化粧室はデッキの仕切扉より客室側にある。
化粧室内、洋式が対角線上に配置され
水タンクだろうか上部に張り出しがある。
手洗い台の水は下の方から出る様になっていた。
オスロ行きのIC55で乗った1等車は黒い車体でラインは入っていなかった。
向かい合わせ席にあるテーブルを拡げた状態。
荷棚下面の蛍光灯は隣にスイッチが付いていた。
こちらの車両には片通路の本格的なコンパートメントが
一室だけあった。
コンパートメントは5人室。
向かいの席との間隔が狭いので座席の位置がずらされている。
4号車にあるビュッフェ。
売店の様な小さなカウンターの割に品揃えが充実していた。
反対側の壁にテーブルが付いているが、
カウンターの順番待ちで列が出来、使い難い。
観音開きで窓が無い業務用扉。
奥の通路には折畳み椅子があった。
4号車のデッキにはリフトが内蔵されていた。
Kilから乗車したオスロ行IC55では午後7時過ぎにビュフエに行き、
最後1つの食事物、köttbullar med mosミートボール75SEK(約1200円)を購入。
昨晩のフランクフルトやヨーテボリで買ったチーズやパンと合わせて夕食にした。
水辺に映りながら陽が沈む。