インターシティー以上の列車は乗れないエリア内乗り放題22EUR(約3120円)
地元で言えば1日散歩きっぷ的なパス、Meckilen burg Vorpommern-Ticket。
券面にサインした本人しか使えないのが合理的。
指定券等まで無記名でインターネットオークションで転売される
日本とは大違い。
ローカル線らしく本線とは別の短いホームから発着する。
車両は1990年代にデビューした両運転台DMU 650型。
乗降扉の前後で窓の高さが違っている。
先頭部の傾斜は比較的小さく、乗務員扉も無いので
運転室がコンパクトに見える。
車内は2+2配列でリクライニングは出来ないが
1席づつ独立した背もたれの座席で方向も固定されている。
デッキ際には床が広いスペースがあり、片方には
固定用のベルトを備えたパイプが手摺状に組まれている。
デッキより車端側は床が高く3段のステップがある。
高床部は向かい合わせ配置で肘掛より下まで窓があり
窓上に荷棚は無い。
運転台は更に2段高い位置にあり、運転室との仕切はガラス張りになっている。
その脇にADtranzとSTADLERの銘版が掲げられていた。
反対側のデッキより中央寄りには化粧室があり、
その向かいは折畳み椅子がロングシート状に並んでいた。
手洗い台と一体の化粧室。
バリアフリー対応の新しい車両と比べると狭い。
手洗い台はコーナーにあり、
その上にペーパータオルホルダーがある。
トラス橋の様な感じで斜めに桟が入って
窓は台形状になっている。
10分経たずに窓から白煙を上げる蒸気機関車が見え。
ブッブスに着いた。
ナローゲージのRüBBリューゲン鉄道のホームが隣接するブッブス駅。
その先はポイントで合流して750mmとの3線軌道になっていた。