北京へ行く列車などは上海南駅発着となったが、
南京行きなど一部の高速動車が上海駅発着となっている。
宿泊したホリディインエクスプレス上海ザーベイの部屋からは
上海駅を発着する列車を眺められた。
乗車した翌日のG7038列車を西側の跨線橋から撮影、
CRH380Bの中でも16両編成のBL型と呼ばれる。
商務車1両(+両端の観光区)、1等車4両、2等車(餐飲区含)11両
切符は前日に駅の買票処で購入、
切符にパスポート番号が記載されている。
料金は39.5元(約600円)。
これまで、車内で配られていたミネラルウォータだが、
駅待合室の一角にて乗車券提示で渡される様になっていた。
ヘッドライト内寄りのアクセントが省略された程度か、
ドイツのICE3をベースとしたCRH3とほとんど見分けが付かない。
CRH380A(写真左)と並んだCRH380B(写真右)
形式の付け方が複雑になった。
2等座、2+3配列、CRH3に比べ上部の幅が広い背もたれになり、
薄っぺらだった肘掛も若干幅が増された。
後から見ると背もたれの変化がよくわかる。
前席の下方に電源コンセントが付いている。
また、マガジンラックが網から生地のポケットに変わっている。
この車両は満席だが、順番に座席指定されているので。
2等座にも液晶モニターが付く様になった。
2011年の車内誌のあったCRH380BLの編成表。
デッキの木目があるパネルは連結部を塞ぐ扉になりそうな構造。
乗降扉脇に開閉ボタンがある。
窓下には平行している在来線が見える。
編成中程の9号車は二等車餐飲区。
食堂車の様になっていて奥にカウンターがある。
しかしテーブル席にも座席番号が表示されていて、
普通に割り当てられている様子。
せめて他の席が埋まってから最後に販売するようにして
もらいたいが、どうなのであろうか。