高速鉄道をはじめ他の路線は
記名式で身分証明書が必要な為、外国人は自動券売機が使えないが、
この路線は無記名なので購入可能。
切符は中国鉄道と同じ形で和諧号の文字もある。
列車は指定されるが座席指定は無く全車自由席で料金は10元(約150円)。
列車番号は高速列車のCが付けられている。
その2等座客室、
車椅子マークのある車両ではないが最前列の前がとても広く空いている。
2人掛けの方の両側肘掛には小さ目の折り畳みテーブルが用意されていた。
肘掛の先端に付け足した様な形。
3人掛けの方は、はるか前の仕切壁に折り畳みテーブルがある。
その前はセミコンパートメントになった1等座。
天井部分は空いているが、仕切は背の高さくらいある。
この路線の扱いを考えると意外だが、車内販売がある。
3人掛け向かい合わせの6人室で向かい合わせの間に長いテーブルがある。
グリーン車的で幅広い肘掛のある座席だが、窓1つを挟んだ向かい合わせで足元は狭い。
荷棚は片側の窓上で、コンパートメントを越え連続している。
座席にリクライニング機構は無い。
この列車は1/2等の区別無しぼ自由席だが、
1等座として相室6人でここに割り当てられるのは厳しい。
入口の扉や個室間の仕切は白ガラスになっている。
通路側の窓部には手摺が取り付けられ、上に荷棚は無い。
仕切の外側にセミコンパートメントの座席番号が表示されている。
3室あるうち、端の1室は4人用コンパートメントになっている。
4人室より端側に通路調整用のテーブルがあるスペースがあり、
壁にコンセントがある為、ここでPCを置いてここで立っていた乗客がいた。
標準的な2等座、新幹線の普通席と同じく3+2配列。
帰りは1等座車両の7号車に乗車。
フットレストや肘掛内蔵の折り畳みテーブルがあるグリーン車シート。
洗面台や化粧室は複数まとめて2両おきに配置されている。
2カ所並ぶトイレの入口。
片方にはおむつ交換台、もう一つには和式のイラストが入っている。
おむつ交換台がある方は洋式。
その隣は床面とフラットなしゃがみ式トイレになっている。
7号車は車椅子対応になっていて、
乗降扉が幅広い。
横長な空間の7号車にある車椅子対応化粧室。
5号車は半室餐車(食堂車)の合造車。
2人掛け向かい合わせの4人テーブルが4つある。
荷棚は無いが、座席番号も付けられている。
広いテーブルがあるので座席として人気だった。
その奥にはカウンターがある。
下のショーウインドウは空だったが
その前に商品を積んだ車内販売カートが止められていた。
食卓席とカウンターの間に扉がある。
寄りか掛からない様に注意するシールだけ貼られているので、
業務専用ではなく乗降用という考えの様である。
この路線の車窓からも高速新線が見える。
こちらと同じCRH-2型の重連編成が高速線を走っているのが見えた。
終点の金山卫駅。
まだ周辺に建物は少ないが、大きな駅舎が建ち大きなバスターミナルも用意されている。
新駅のホームはちょうど新幹線8両分。
金山卫駅を発車するCRH-2A。
この時点では車両が統一されている様だった。