鉄道世界旅行ホームページ
2013-3 上海

China Railway Highspeed
金山鉄路

Jinshian Railway

CRH2A
 和諧号

Shanghai nan - Jinshanwei

C3023次 上海南16:11発 - 金山衛16:43着
C3032次 金山衛18:10発 - 上海南18:42着


上海軌道交通22号線として整備された路線であるが、
地下鉄1・3号線とも、中国鉄道とも改札やホームが分けられている。
地下鉄駅から上がると上海南駅と別に金山鉄路と表示された矢印がある。



金山鉄路専用の切符は自動券売機で販売されている。


高速鉄道をはじめ他の路線は
記名式で身分証明書が必要な為、外国人は自動券売機が使えないが、
この路線は無記名なので購入可能。


切符は中国鉄道と同じ形で和諧号の文字もある。
列車は指定されるが座席指定は無く全車自由席で料金は10元(約150円)。
列車番号は高速列車のCが付けられている。


車両はCRH2Aの8両編成。


一等/二等座車と表示されている3号車に乗車。


その2等座客室、
車椅子マークのある車両ではないが最前列の前がとても広く空いている。


2人掛けの方の両側肘掛には小さ目の折り畳みテーブルが用意されていた。


肘掛の先端に付け足した様な形。


3人掛けの方は、はるか前の仕切壁に折り畳みテーブルがある。


その前はセミコンパートメントになった1等座。


天井部分は空いているが、仕切は背の高さくらいある。
この路線の扱いを考えると意外だが、車内販売がある。


3人掛け向かい合わせの6人室で向かい合わせの間に長いテーブルがある。
グリーン車的で幅広い肘掛のある座席だが、窓1つを挟んだ向かい合わせで足元は狭い。
荷棚は片側の窓上で、コンパートメントを越え連続している。


座席にリクライニング機構は無い。
この列車は1/2等の区別無しぼ自由席だが、
1等座として相室6人でここに割り当てられるのは厳しい。
入口の扉や個室間の仕切は白ガラスになっている。


通路側の窓部には手摺が取り付けられ、上に荷棚は無い。


仕切の外側にセミコンパートメントの座席番号が表示されている。
3室あるうち、端の1室は4人用コンパートメントになっている。


4人室より端側に通路調整用のテーブルがあるスペースがあり、
壁にコンセントがある為、ここでPCを置いてここで立っていた乗客がいた。


標準的な2等座、新幹線の普通席と同じく3+2配列。


帰りは1等座車両の7号車に乗車。


フットレストや肘掛内蔵の折り畳みテーブルがあるグリーン車シート。


洗面台や化粧室は複数まとめて2両おきに配置されている。


2カ所並ぶトイレの入口。
片方にはおむつ交換台、もう一つには和式のイラストが入っている。


おむつ交換台がある方は洋式。


その隣は床面とフラットなしゃがみ式トイレになっている。


7号車は車椅子対応になっていて、
乗降扉が幅広い。


横長な空間の7号車にある車椅子対応化粧室。


5号車は半室餐車(食堂車)の合造車。


2人掛け向かい合わせの4人テーブルが4つある。
荷棚は無いが、座席番号も付けられている。


広いテーブルがあるので座席として人気だった。


その奥にはカウンターがある。
下のショーウインドウは空だったが
その前に商品を積んだ車内販売カートが止められていた。


食卓席とカウンターの間に扉がある。
寄りか掛からない様に注意するシールだけ貼られているので、
業務専用ではなく乗降用という考えの様である。


この路線の車窓からも高速新線が見える。


こちらと同じCRH-2型の重連編成が高速線を走っているのが見えた。


終点の金山卫駅。
まだ周辺に建物は少ないが、大きな駅舎が建ち大きなバスターミナルも用意されている。

新駅のホームはちょうど新幹線8両分。


金山卫駅を発車するCRH-2A。
この時点では車両が統一されている様だった。


写真の無断転載を禁止します。