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2012-4 ベネルクスと周辺


NS InterCity Materieel
Koploper


デンハーグ発-エンスヘーデ行
Utrecht11:51発-Apeldoorn12:32着

この日はベネルクスレールパスを使用。
2等3日間2人のセーバーパスで合計242EURで1人1日あたり約4,500円程度。
尚、オランダでは1日乗り放題で48EURのNS DayCardという切符も販売されている。


子供の頃、本で見た覚えがある高運転台の特急電車。


それ程似ていないが、同年代である日本の485系など
エル特急と先頭部の構成に共通点がある。1988年3月撮影


4両編成の4200形、
乗降扉は1両につき片側2カ所づつあり、
運転室の乗務員用扉は進行方向右側にだけある。


2編成併結して走る姿も見られるが編成間の行き来は出来なくなった。
4000形は3両1組の編成になっている。
2010年5月撮影


以前見られた姿は正面のカバーが中央で分割されていて貫通扉だった事がわかる。
左下に連結カバーをぶら下げ、青帯前端の塗り分けや行先表示器も違っていた。
2010年5月撮影


乗降扉はプラグタイプの両開きで、
閉まっている状態で扉の内側になる部分と外側部分に1段づつステップがある。
開いた扉を避ける様、少し離れた場所に”開”ボタンが付いている。


車内はクロスシート2+2配列。


座席は方向を変える事は出来ず、向かい合わせ配置の部分は
窓際に固定テーブルと下に屑物入れがある。


片方向に配置されている所は前席背面に蝶番式の折り畳みテーブルと、
2席間の間の背面に屑物入れがある。


壁面のパネルはつなぎ目が曲線になっていて
楕円形のレリーフが付いている。


カートの無い車内販売、コンパクトだが
背中にお湯を背負っていてコーヒーなどの暖かい飲物がある。


スープ(2EUR)もあったので頼んでみた。
インスタントであるが、車内でスープが飲めるのは嬉しい。


デッキには折畳み椅子が用意されている。
仕切扉は色の付いたガラス張り。


手摺という事か駆動の関係かわからないが、
乗降扉の片側だけ上下のアームを結ぶパイプが付いていて黄色く塗られている。


貫通扉を開けたところ。
台形の渡り板と幌が見える標準的な構成。
床面が低めの様でスロープがついている。


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