鉄道世界旅行ホームページ
2012-4 ベネルクスと周辺


CFL 2階建て電車
Coradia Duplex

Ligne60 6744列車 Athus発−ルクセンブルク行き
Petange18:23発−Luxembourg19:10着

この日は鉄道バスなど公共交通機関の他、主な観光施設にも入場出来る
ルクセンブルクカードを購入、1日用で1人11EUR(約1,200円)。
この様なチケットを販売している街は多いが、ルクセンブルクは安く、
物価が高めな国なので利用価値が大きい。


アルストム社のCoradia Duplex
前日もフランスで同型車を見ていたが、
青と赤の違いで印象が違う。
前面窓も上下2段になっている。


2200番台の番号が付けられ、下2桁は前面窓の下にも大きく表示されている。
3両1ユニットの電車で先頭車の後ろ寄りの窓2つ分だけ
1等席を示す黄色いラインが入っている。



駅と旧市街を結ぶ高架橋からの眺め。
鉄道はアーチ橋になっている。


ボック砲台の上にある展望台から。


隣のホームにはフランスSNCFのCoradia Duplexが停まっていた。


SNCFのTERの方は側面にマーキングが入っていたが
基本的な塗り分けは同じになっている。


ドーム状になった空間の2階席、クロスシート2+2配列。


2階客席端部、
階段脇は吹き抜けを背にした座席となっている。


シートピッチが狭い分、通路側の肘掛が上げられる様になっている。
座席の向きは方向は変えられないが
航空機の様にレール状の金具に座席が固定されていて、
整備時などには座席のレイアウトが容易に変更できそう。


乗降扉は1階客室とほぼ同レベルで、
台車の上にあたる車両端のはそれより床が高く階段がある。


片方向を向いた席には前席背面に折畳みテーブルがある。


向かい合わせ部分にテーブルは無く、窓際のゴミ箱も特に大きくはない。
客室内の照明は荷棚付け根の下にある。


車端の一部分はロングシートになっていた。
両端に角度が付いていいるだけだがソーファーの様に感じる。


窓際の下部が少し高くなっていて、
座席はその上に載る様な感じで壁側に脚は無い。
一般用の化粧室は車端部の片側にある。


化粧室内、
SNCFの列車では無かった便座や蓋が付いている。


デッキから1階客室まで階段脇は緩いスロープが付けられ、
階段下は荷物置き場になっている。


1階のクロスシート部は床が高いが、
ジャンプシートになっている部分はフラットになっている。


バリアフリー対応された化粧室は1階の中央辺りにある。
窓沿を背にしたジャンプシートの脇と、その上には自転車を立てて
固定する器具がある。


1等席も同タイプの座席で2+2配列。
ただ、向かい合わせ部分には大型テーブルが用意されていた。


写真の無断転載を禁止します。