シートピッチが狭い分、通路側の肘掛が上げられる様になっている。
座席の向きは方向は変えられないが
航空機の様にレール状の金具に座席が固定されていて、
整備時などには座席のレイアウトが容易に変更できそう。
乗降扉は1階客室とほぼ同レベルで、
台車の上にあたる車両端のはそれより床が高く階段がある。
片方向を向いた席には前席背面に折畳みテーブルがある。
向かい合わせ部分にテーブルは無く、窓際のゴミ箱も特に大きくはない。
客室内の照明は荷棚付け根の下にある。
車端の一部分はロングシートになっていた。
両端に角度が付いていいるだけだがソーファーの様に感じる。
窓際の下部が少し高くなっていて、
座席はその上に載る様な感じで壁側に脚は無い。
一般用の化粧室は車端部の片側にある。
化粧室内、
SNCFの列車では無かった便座や蓋が付いている。
デッキから1階客室まで階段脇は緩いスロープが付けられ、
階段下は荷物置き場になっている。
1階のクロスシート部は床が高いが、
ジャンプシートになっている部分はフラットになっている。
バリアフリー対応された化粧室は1階の中央辺りにある。
窓沿を背にしたジャンプシートの脇と、その上には自転車を立てて
固定する器具がある。
1等席も同タイプの座席で2+2配列。
ただ、向かい合わせ部分には大型テーブルが用意されていた。
写真の無断転載を禁止します。