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2012-4 ベネルクスと周辺


 TGV Sud-Est編成

TGV7569 パリ発−ダンケルク行き
Paris Nord17:46発−Lille Europe18:45着

ナンシー-パリ間と同じくレールヨーロッパでWEB購入したチケット、
ナンシーからパリ乗継でリールまで一括購入も出来たが、
こちらの区間だけ1等の安い料金があったので別々で購入
1等1人32EUR(約3400円)。
E-チケットはA4用紙を4つ折りに出来る様なレイアウトになっていた。


パリ北駅では頭端式ホームの付け根に移動式カウンターが設置され
係員がチケットをチェックしていた。
ホームには自動券売機も設置されている。


アトランティック編成登場時からの塗装になったTGV。
両端を動力車で挟んだ客車8両編成。


ボンネットに Mon Dernier Train という文字の入った
剥がれかけのラッピングが付いていた。


編成番号93、オレンジ色で登場した南東線用の元祖TGV。
左側用に塗装された部品が取り付けられたのだろうか
ラインの始まり部分が逆になっていた。
乗務員扉は左右共通の物な様た。


車両番号は11〜18号車となっていて、
乗車したのは後ろの動力車のすぐ前の11号車。


2+1配列の1等客室。
簡易仕切も無い開放タイプで座席方向は変えられない。
1方向向きの所は前席背面にスライド収納式テーブル、
T字型フットレスト、マガジンラック、屑物入れがあり、
窓下にはPC用電源コンセントが用意されている。


TGVの車内誌には機内誌のフリート案内の様に
各種編成を紹介するページがあった。


向かい合わせ部分には折畳み拡張できる大型テーブルがある。
背もたれのリクライニングは電動式で、座面が前方にスライドする。


荷棚下にある読書灯と座席番号表示。
室内照明の蛍光灯はその更に下、窓のすぐ上にある。


1等車にも車椅子対応スペースがある。


車椅子スペースにある折りたたみ座席は
背もたれと肘掛付き。


1等車でも各デッキには折畳み椅子があり、携帯電話OKのシールが貼られている。


動力車側
車椅子マークが付いている化粧室も通路の片側。


トイレと手洗い台が対面配置になった化粧室。


脇の壁にパネルが設けられ、
扉開閉やロック、非常警報ボのスイッチや表示灯が並ぶ。


洗面台側はエアタオルと液体石鹸が大きく、蛇口は斜めになっている。


動力車との間にこの車両の台車上分のスペースがあるが、
客室を出てデッキの向こう側は乗務員用と思われる何の表示も無い扉になっていて、
自動販売機だった感じの所には鉄板のカバーが掛けられていた。


車内サービス用のギャレー、照明はついていたが、
この列車は車掌しか乗っていない感じで特にサービスは無かった。


14号車の半室はビュッフェ、LE BARという看板が点いている。


椅子は無く、壁際に長テーブルと
ゴミ箱兼用の円柱状スタンドテーブルが並ぶ。


カウンターの向かいはテーブルが高く、
窓は上方の小窓のみ。


営業していなかったが、シャッター等は無く、カウンター内側の様子が見られた。
写真つきのメニューが貼り出されているので営業する区間もあるかも知れない。


発着する列車の多くが優等列車であるリールヨーロッパ駅。
国内線TGVとユーロスターなど国際列車ホームは別になっている。


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