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2012-4 ベネルクスと周辺


 TGV EURODUPLEX

TGV9552 フランクフルト発−パリ行き
Mannheim Hbf17:42発−Saarbrucken Hbf19:01着

ICE511 フランクフルト空港駅6:54発-マンハイム中央駅7:24着
IC2053 マンハイム中央駅7:53発-ハイデルベルク中央駅8:04着
IC118 ハイデルベルク中央駅15:55発-マンハイム中央駅16:06着
TGV952 マンハイム中央駅17:42発-ザールブリュッケン中央駅19:01着
という一部往復区間まで含む4列車乗り継ぎの行程を
Sparpreis(Einfache Fahrt)という列車指定特別料金 1等車2人で79EUR
で事前にweb購入していたが飛行機の遅れでスケジュールを
変えたので最後のこの列車しか使わなかった。
当日購入では1等52EUR、2等32EURの正規料金になるので、
それでも安くなっている。


ドイツまで進出した2階建てTGV
2階建て客車8両連接の両端を動力車で挟んだ編成
国際線用に3電源対応となっているが、外観や塗装はTGV Duplexと同じ。


乗降扉は低い位置にあり、
高めのホームだと開いたドアが車体とホームの隙間に入り込んだ状態になる。


車椅子マークのある大きな扉だが、プラグタイプなので間口はそれ程広くない。
車内に入ると下方向に2段ステップがあり、天井も下がっている。
写真奥側は2階への階段がある関係でステップが斜めになってる。
扉横のLED表示器には列車番号と停車駅、号車番号が表示されていた。


内側から見たデッキ、写真右側のエレベータの様な扉は化粧室。


1号車1階車内、1等車でも車椅子スペースがあり、折畳みテーブルが並んでいる。
標準の座席は通路より一段高い位置に置かれている。


2階への階段、デッキ部の斜めを除いて真っ直ぐ上がる形で
上がった先に大きな鏡がある。


2階通路から鏡を通すと階段の下の方まで見える。
階段と反対側の扉はトイレで1階と2階の両方にある。

2階の化粧室は斜め配置のコンパクトなもの。


貫通路は2階でホロ部分も同じ断面になっていてスッキリしている。


階段を登ったところで折り返した先が2階客室。
荷物置き場は仕切り扉の外と内の両方に用意されている。


2階客室はカマボコ状断面で、
窓上の荷棚は狭くコートくらいしか載せられない。
1等車は1+2配列の方向固定で、
ほぼ集団見合い型の座席配置。


荷棚の下に読書灯と液晶表示器が付いている。


表示器には座席番号と、その座席の予約が入っている区間が表示される。


配色は異なるが座席はTGV Duplexと同じ形のものだった。
スライドタイプのリクライニングシートでT字形のフットレスト付き。
シートピッチはあまり広くなく、通路側も肘掛が上げられる様になっている。


前席の背面にはスライド式の折畳みテーブルがあり、
マガジンラックは上の方に付いている。


前席座席間にはPC用コンセントが1席1箇所づつ用意されている。
また、その下にはゴミ箱がある。

座席のリクライニングは電動で、肘掛にスイッチがある。


仕切際は片側1席で反対側は荷物スペース。
仕切扉の脇に案内用液晶モニターが付いている。


1等車では重箱弁当の様な食事と飲み物が配られたが、
残念ながらドイツ国内のみ利用の乗客には当たらなかった。


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