キップは前日にリールフランドール駅の窓口で1日の行程メモを見せて買った。
リール-アミアン-ノイエル・シュル・メール-ブーローニュ-リールと
1日で一周し、日本なら一筆書き切符になるするルートだが、
2枚の切符に分けられ列車時刻も記載されている。
往路はアミアン経由の195kmの道のりで1人27.4EUR(約2900円)
デッキは低床部にあり、1階客室へはスロープで少し下がり、
2階客室へは階段で上がる。
天井がアーチ状になっている2階客室、クロスシート2+2配列で方向は変則固定。
どちらも2等席だが、間にガラス仕切りがあり客室が分けられた所があった。
優等列車と同様、向かい合わせ席の間には折畳み拡張式の
固定テーブルが付けられている。
階段が片側に寄っていて客室の端は3人掛け、
その周囲はガラス製の仕切りで開放感がある。
座席はレール取り付けになっていて、テーブル無しの向かい合わせ席もあった。
天井が平らな1階客室、座席がある床が1段高いと言うか、
通路の床が低くなっている。
1階客室の一部はジャンプシートが並び床の広い場所がある。
片側の先頭車1階中程に車椅子対応の化粧室がありその向かいは
折畳み椅子となっていて広い通路が確保されている。
車端側の台車上部分は1階建てでステップ3段分床が高い。
台車上は場所ごとに変化があり、ソファー的な座席の部分もある。
ロングシートも両端が抱え込む様に角度が付くと寛げる雰囲気になる。
普通にクロスシートの所もある。
車端部にある標準の化粧室、
壊されたのか、それを恐れたのか便座が無かった。
運転室の後ろ、編成端の客室。
肘掛は通路側も跳ね上げる事が出来、乗り降りの時便利。
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