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2012-4 ベネルクスと周辺

Train1900
Fond-de-Gras

Autorail
レールバス

Petange  - Fond de Gras - Bois de Rodange
A7102列車

ペタンジュ13:27発 - フォンデグラ13:55着


CFLルクセンブルク鉄道のペタンジュ駅を出て地下通路を通り構内の反対側に出て、
まずは、駅から徒歩で撮影出来る場所が無いか沿線を散策していると、
ペタンジュ行きの列車がやってきた。
レールバスが踏切を渡る。


同じ場所で後追い撮影、
帰り際にもこの辺に来ようと決めた。


線路を渡った先の保線小屋の様な建物がキップ売り場だった。
レールバスはペタンジュ寄りの前面に花が飾られていた。


乗車料金は2等往復大人9EUR(約960円)、子供6EURで1等は各+3EUR。
行きは2等だけの車両だが、帰りに1等客車に乗りたいと思って1等にした。
キップは硬券で大きさも日本と同じくらい。


車内は3+2配列の転換クロスシート。
新しい高速列車でさえ座席の方向は固定されているのに
古いローカル車両で転換クロスシートとは意外。


この鉄道で使えるかどうか確認していないがトイレもある。


仕切りが無く、客室、デッキ、運転室が一つの空間になっている。


運転台は中央より若干左寄りにある。


窓の割合が大きく、車窓を楽しめる車両だ。


列車行き違いの為Fuussbesch駅で7分停車。
車内外とも見通しが良い車両なので
乗客みんな一旦降りていた。


551.669号レールバス1956年製。


元々 ドイツのVT 95型で、
ベルギーの保存鉄道CFV3Vから移って来た。


ペタンジュへ向かう蒸機列車が到着。


機関車はテンダーファースト、客車3両と貨車の編成。


到着するとすぐに列車に戻る。


蒸機列車はすぐに発車。


客室から前方の眺めも楽しめる。


鉱山鉄道との中継地であるフォンデグラには車庫があり、
他の保存車両も公開されていた。


時間の都合で乗れなかったが列車はスイッチバックしてBois de Rodangeまで行く。
そこは自動車でここを訪れる人の為の駐車場がある場所で
CFLのロタンジュ駅からは相当離れている。


この日車庫から出されていたもう1台のレールバス。
ルクセンブルク国鉄 150型 151号。
Fond-de-Grasによる最初の保存車両で
今回乗車した551.669号の転入を機に
大規模な修繕が施された。


前面窓の傾斜により屋根部がヒサシの役割をしている。
VT95と同じくドイツ製であるが、フランス的な柔らかい雰囲気がある。


車内は同じく転換クロスシート3+2配列だが、
シートの構造が大きく異なる。


運転席もVT95と同じく中央の左寄りだが
計器のパネルは立っていて違いが大きい。


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