思っていたよりは早く飛行機は13時過ぎに出発して、
北京空港で飛行機の扉が開いたのは2時間半遅れの16:30。
私は北京南駅18:18の列車に乗らなければ、今回の旅の目的に影響が出てしまう。
ボーディングブリッジからターミナル3に入り、動く歩道も使って数百メール歩いて
17:40ターミナル内シャトルの乗り場に到着。
このターミナルは滑走路に匹敵する程の長さで、
シャトルトレインの路線も2km以上ある。
大多数の到着便が遅延していたので、入国審査や税関も混んでいたが
荷物を預けてないのが幸いして16:50に到着口に出られた。
表示を頼りに机場快軌乗り場へ直行。
列車に乗れば休めると思い、力を振り絞り早足で歩く。
チケットは有人窓口1箇所だったが列が出来てなくすぐに買えた。
料金は1人25元。
16:55、T3駅に列車が到着、
乗降のホームが別けられていて、どちらも背の高いホームドアが設置されている。
2扉車4両編成、両開きの乗降扉は外吊り式で、
全長に渡って側面と天井との間に段差があるデザインになっている。
空港側は乗車した第3号航駅楼(ターミナル)と第1・2航駅楼の2駅があり、
T1・2に寄ってから東直門へと向かう。
車内は固定クロスシート2+2配列。
デッキ部は上方がガラス製の簡単な仕切があり、
寄り掛かるためのクッションが付いている。
運転室との仕切扉に大きな窓が付いていて中の様子が見られる。
ただ、T3でも折り返しているがT1・2駅で再び進行方向が変わり
すぐにいちばん後ろになってしまった。
運転室の両サイドにも1人掛け座席があり、
この部分は3人ボックスとなっている。
T1・2で多くの乗客を乗せ東直門駅へと向かう。
扉間の座席は車体中央部が向かい合わせで、
その後ろは前席と同じ向きの、いわゆる集団見合い配置になっている。
暫く空港が閉鎖されるだけあり霧が濃い。
時刻は17:20で道路は渋滞している方向がある。
机場快軌は東直門までで、
切符を買いなおして地下鉄に乗換え。
北京地下鉄は改札前に荷物のX線検査があるが、
机場快軌との乗換え口はそのままで良かった。
17:37地下鉄2号線の電車に乗車し、
北京南駅に隣接する地下鉄西直門駅までは5駅。