順調に西直門に到着、
しかし以前はガラガラという印象だった切符売りだが結構込んでいる。
窓口ごとに列が出来ていて流れが違うので賭けだった。
結局、列車発車の10分前近くなったが切符を売ってくれた。
北京北から赤嶺まで軟臥上段で187元(約2500円)
2003年3月で普快下段162元だったので、それほど値上りしていない。
改札している待合室が列車毎に違って迷い時間ロス。
もう並んでいる人もいない改札を通り頭端ホームに出ると列車ははるか彼方。
複数改札口がある訳でもないので、近くに停めて欲しい。
時間がギリギリで編成や機関車を確認できなかった。
軽くカールしているサボ、
企業広告的な列車愛称は付いていなかった。
ホームには昔ながらの移動式売店が出ていた。
個室になっている軟臥。
2段ベット向かい合わせの4人部屋。
相部屋となるが寝台にカーテンは無い。
上段に上る梯子は無く、折り畳みステップがあるだけで、
下段の隅と小さなステップに足を掛けて上がらなければならない。
個室扉の内側には窓のように鏡がはめ込まれている。
上段には転落防止柵が付いている。
窓側の壁に読書灯があり、そちら側を頭にして寝る。
通路上のスペースは荷物置き場になっている。
外付け的な感じのするロック付きドアノブ。
サンダルも用意され、消毒済の復路に入っていた。
検札時に切符と交換で渡される乗車カード、
下車駅到着前に車掌が来て再び切符と交換する。
幅が十分ある通路、
窓には丈の長いカーテンが付いていて、
窓間に折畳み椅子がある。
寝台と同じ並びで3つの洗面台が並ぶ洗面室。
通路は斜めなって貫通扉に向かっている。
車端、給湯器のある場所に電茶炉室の表示がある。
別な車両の洗面台は線路方向に並んでいた。
斜めに配置されたしゃがみ式トイレ。
同室になった人に白酒をご馳走になった。
大学教授と医師で裕福そうだったが、
夕食はカップラーメンで倹約していて、堅実な感じだった。
3月中旬だが雪がうっすらと積もっていた。