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2011-11
台湾乗り継ぎ一廻り
観光列車 莒光号
台北発-(高雄・台東経由)-花蓮行
莒光51
高雄11:26発-知本13:34着
インターネット予約をして板橋駅で引き換えたチケット。
料金は一人246NT$(約620円)
高雄駅に到着する莒光号。
牽引機はアメリカ製のR100型ディーゼル機関車。
機関車の後ろは莒光カラーの電源荷物車。
その次はBCK10600型、一等やグリーン車に当たる特別席となっている商務車。
車体に"環島之星ezTravel易遊網”の文字がありイルカが描かれている。
号車札は3から始まっていた。
4号車もBCK10700型で同じく商務車。
座席は前日乗車した商務座と同様2+1配列になっていた。
5号車は食堂車に分類されるDC10500型で窓が少なく業務用扉がついている。
ここまでが、団体専用の観光列車"環島之星号”となっている。
ここまでの車両は、環島之星ツアー参加者専用だが、
乗務員だけで乗客が全く居ない時に車両を見せていただいた。
車両の1/3程はカラオケスペース
座席が両壁沿いに配置され、四隅にスピーカーが付けられている。
食堂部分はビュッフェ的で、
片側が電子レンジや流し台、保冷棚などがある調理スペースになっている。
ツアー参加乗客にはソフトドリンクが無料で提供される様だ。
カウンターに各種新聞も置かれていた。
反対側は窓際に丸いスタンドテーブルが並び海岸線を眺められる。
進行方向が変らずに台湾一周するので、こちら側がずっと海側となる。
6号車以降は一般の莒光号で回転リクライニングシート2+2配列、
外観も莒光カラーになっている。
仕切扉は押しボタン式自動ドアで上にLED表示器がある。
枕カバーの後ろにはezTravelの広告が入っている。
南廻線の車窓からは美しい海岸風景が眺められる。
楕円形をした仕切扉の窓。
トイレは通路を挟んで2ヶ所あり、片方は男性の小用。
トイレはしゃがみ式で床が1段高くなっている。
枕木方向で通路側に向かいしゃがむ様になっている。
最後尾の貫通扉も楕円形の窓が付いている。
乗降扉も車端にあるので、最後尾のデッキからは三方の景色が眺められる。
海岸沿いを走っている時の楕円窓からの眺め。
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