連接部、全体に床面が高くなりスロープは解消されたが、貫通路は狭い。
2等車にあたる一般室は2+2配列の回転リクライニングシート。
初代KTXの一般室は狭苦さがあり、座席の方向転換も出来なかったが、
大幅に改善された感じがする。
電源コンセントが無い程度で、基本設備は特室とほぼ同等。
TGVがベースの初代KTXと同じくリクライニングはスライド式で角度は微妙。
シート背もたれのテーブルが収納されている部分がとても厚い為、
シートピッチはあるのに膝元が窮屈になり勿体無い。
通路側のひじ掛けが跳ね上げられるのは結構便利。
仕切り際にTGVの向かい合わせ席にあった物を半分にした様な大きめなてテーブルがあるが、
ステイは仕切りとは別の部品で、間にゴミ屑や塵が溜まりそうな隙間がある。
足元は狭くないがフットレストの取り付け座が延びていて足が伸ばせない。
仕切り扉上の号車番号表示は液晶表示で、2編成併結する場合は片方が11~18号車となる。
標準的な化粧室は2箇所向かいあわせに配置され男女別となっている。
化粧室内は洗面台の周囲に薄い帯状の手摺が延びていて余計に狭さを感じる。
公衆トイレでも方式が違うので韓国では問題無いのだろうが、
トイレットペーパが遠く、座って届かない場所にある。