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'10-4ハルツ地方&デンマーク

 ICE-3M

ICE International328 フランクフルト発−アムステルダム行き
Duisburg7:26発−Utrecht8:58(遅れ9:50)着


DBのホームにある編成表、
乗車位置の目安にする為のもので各ホームに
発着する優等列車だけが記載されている。
バラエティ豊富で編成表を見るだけでも楽しい。


約3ヶ月前にEuropa-Spezialという特別料金でインターネット予約したEチケット。
デュイスブルク-ユトレヒト間2人で43EUR(約5,400円)。
必ず予約時に決めた列車に乗らなければならず、
車内検札の時にオンライン決済時のクレジットカードが必要で、
車掌の端末でチケットの2Dバーコードを読み取り
その後でクレジットカードを機械に通す。



4種類の電源方式に対応し、8両編成で全ての中間車にパンタグラフがあるICE3M。
乗ったのはDBの編成でっだったが、
アムステルダム発着の列車にはオランダ国鉄NS所有の編成も使われる。


前から3両目26号車のオープン客室、
通路が片側に寄っているコンパートメント客室もある車両で、
境目の1列は1席少ない。


2等コンパートメント、6人部屋。
開放席と同様な座席だが、横方向にスペースが取られていて、
各席の両側に肘掛がある。


仕切り、扉とも全面ガラスでカーテン等は無い。
テーブルは1等と同じタイプで、拡げるととても大きくなる。


編成中、通常の2等コンパートメントがあるのは
この車両だけで3室のみ。


うち1室は通路の関係でくびれ、3+2の5人室になっている。


座席の間、下の方にPC電源用プラグが用意されている。


窓の遮光はブラインドタイプ。


テーブル付け根の金具がゴミ箱になっている。


トイレの向かいに4種類に分類されるゴミ箱が並ぶ、
両側共窓が無いが広い通路で間に広告の行燈があるので明るい。


カマボコ形のスペースにトイレが2箇所あり、乗降扉周辺が広くなっている。


トイレは便器と洗面台が角に斜めに配置されていて、
写真右の屑物入れがある壁が枕木と平行な方向となる。


ビストロ車両の25号車、テーブル席は2列4テーブルだけで、
その奥はスタンドテーブルが並ぶスペースになっていたが、
壁下にテーブルのステーのような突起が出ている。


厨房などが中央辺りにあり、テーブル席が無い側はバーカウンタになっている。


楕円形のテーブルがあり、壁際には腰当てのクッションが付いている
カウンターはコーナーに支柱があり、シャッターが下りる様になっていた。


天候は良く、原因がわからないが途中で暫く停まって、
その後は各駅停車の電車を追うような徐行と停車の繰り返しになった。


コペンハーゲン発アムステルダム行きのCNLもユトレヒトに停車するが、
デュイスブルクでICEに乗り換えると1時間早くユトレヒトに着くので
わざわざ乗り換えたのだが、50分近く遅れほとんど変わらなかった。


ユトレヒトはミッフィーの原作者の故郷、
時間の都合で断念した鉄道博物館の代わりに街中を散策すると
こんな歩行者用信号機があった。

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