鉄道世界旅行ホームページ
'09-5アルザス&アイルランド

Enterprise
エンタープライズ号


ダブリン−ベルファスト

Dublin Connoly 7:35発 - Belfast Central 9:45着
Belfast Central 18:10発 - Dublin Connoly 20:15着

事前にインターネット予約し、窓口で受け取ったチケット。
A4版で下部中央カードサイズの部分だけ切り抜ける様になっていて
裏には磁気テープが貼ってあったが、改札では係員に見せるだけだった。
料金はStandardクラスでWEB特価2人で手数料込み往復42EUR(約5,500円)。

ベルファストのある北アイルランドは英国連邦なので国境を越える国際列車であるが
乗降駅や車内でパスポートを出す機会は無かった。



ベルファスト側に連結されているGM製201型ディーゼル機関車。
軸配置CCで機関車としての最高速度160m/h


同形式だが車番によって前面の警戒色の塗り分けに違いがあった。


ホームの反対側に停まっていたのは新型DMU、
イメージがぜんぜん違う列車同士だが隣り合うとカラーリングが似ている事に気付く。


ダブリン側は運転台付き客車。


頭端式ホームのダブリンコノリー駅で駅舎に近い2両が1等にあたるPremiumクラス。


2等にあたるStandardクラスは2+2配列のクロスシート
座席の方向は固定され、変則的になっている。


向かい合わせで無い所は前席背面に
ページ押さえ付の折りたたみテーブルがある。


向かい合わせとなる所には大きなテーブルがある。
ひじ掛けは通路側も跳ね上げ可能。


予約されている座席は、座席番号のプレートに予約票が差されている。


1ボックス半分座席が無い車椅子スペース、
反対側のテーブルが小さく座りやすくなっている。


客室の端には荷物スペース、空いているので使われていない。


客室とデッキの間の仕切りはスモークガラス。


乗降扉は押しボタン式半自動。


2枚スライドの貫通扉がある貫通路。


現在位置がわかるランプの付いた路線地図。


貫通幌部に立つと正面にエレベータの様なトイレの入り口がある。


大きめな明かり採りの窓があり明るい。


蛇口が見え無い一体型の洗面台は少し昔の近未来感覚。
各所に貼られた説明書きの黄色いシールが目立つ。

オムツ交換台も用意されている。


スタンダードクラスとプレミアムクラスの間に連結されたビュッフェ車。


窓に向かってテーブルがあり、片側だけ長椅子がある。
椅子もテーブルもステンレス地のシルバー。


カウンターの横にシャッター付きの商品棚があるが、
段ボール箱が重ねられ、物置状態になっていた。


カウンターには営業時間外に内側を密閉するシャッターが備わっている。


カウンタの奥に並ぶ商品はドリンク類がとても多い。


ビュッフェは食事物の種類は少なかったが、
Enterprise GrillとBreakfast Rollsだったろうか、朝食にはちょうど良いボリューム。
大テーブルがある客席の方が落ち着いて食べられる。
コーヒーは係員が客席まで売りに回ってくる。


カウンターの先は食堂車の厨房側の様な片側通路。
プレミアムクラス用のサービス設備も兼ねているのだろうか、
ビュッフェにしては準備室が広すぎる気がする。


ビュッフェカーの隅にある公衆電話。


公衆電話の向かいはカラス張りの車掌室。


プレミアムクラスは1+2配列で向かい合わせでない席にも
固定テーブルが付いている。



写真の無断転載を禁止します。